■賛否が巻き起こるSNSの発信をそれでも続けるワケ 

 担当者にこの点を尋ねると、「まず前提として、炎上を狙っているわけではありません」ときっぱり否定した上で、「SNS上でいろいろなご意見が出ていることについては、そういう受け止め方もあるんだなと感じながら見ています」などとコメントしてくれた。

「あえて狙いに行く」といった発言については、「言葉だけを見ると強く聞こえるかもしれませんが、『炎上そのものを目的にしている』という意味ではありません。あのシーンについては、実際にSNS上でさまざまな反応が出ている中で、社員が必要以上に落ち込まないように、リーダーとして前向きに捉え直そうとしていた、という側面もあります」と、否定的な反響によって部下が萎縮しないようなケアだったと説明。

 一方で、SNS運用そのものには、「意図や背景が十分に伝わっていないと感じる場面もあり、そこはシンプルにこちらの課題だと思っています。ありのままを出す姿勢は大切にしつつ、文脈ごときちんと伝わるように、発信の仕方はこれからも工夫していきたいと考えています」と、課題だとして改善の意向も示した。

 だが現状でも“効果”は出ているようで、「純粋に、興味を持ってもらえる人が増えたのはうれしいと感じていますし、採用や問い合わせの面でも、発信をきっかけに当社を知っていただく機会が増えている実感があります」とも説明している。また、GP社に入った社員たちが入社後に社内の風土に合わないと感じることもありそうだが……。

「SNSではさまざまな意見がありますが、それも含めて見たうえで入社を決めている方がほとんどなので、入社後に大きなギャップを感じるケースは、そこまで多くないと感じています」

 としたうえで、

「当社の発信や番組を見て、“整いきった環境というより、実践の中で力をつけていく会社だと感じた”とか、“合う・合わないはあるだろうけど、自分はここで挑戦してみたい”、“情報統制された環境よりもフルオープンのほうが誠実そう”といった形で、自分なりに腹落ちしたうえで来てくださる方が多いです」

 と、SNSでの賛否は採用面で一定の成果も挙げているようだった。

「ゾス」文化に否定的な人もいれば、惹かれる人もいる──。グローバルパートナーズの注目度は増しているようだ。