■民放キー局は「なにわ男子シフト」に切り替え!

 後番組が未定となっている一方、前出の芸能プロ関係者はこう話すのだ。

「実は今、ささやかれているのは、この枠かどうかは分かりませんが、いずれなにわ男子の冠番組が日テレでスタートするという話なんです。

 それというのも、これまでキンプリは、ジャニーズ事務所の社長である藤島ジュリー景子氏に猛プッシュされていて、それはジャニーズと関係の深い日テレも同じでした。『キンプる。』をレギュラー化させたり、2021年度の『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに起用したり、『ZIP!』で積極的に起用したりと動いていましたよね」

 しかし、キンプリは5月23日以降デュオユニットに変わるため、売り出し方も変わっていくと言われている。残る永瀬と高橋は、バラエティ番組ではなく、役者業などをメインに移行してくのではと考えられているのだ。

「そこにきて、ジュリー社長のお気に入りとされるなにわ男子が、2023年夏の『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを務めることが、4月17日に発表された。“キンプリからなにわ男子へ”、事務所としての注力ポイントの変化が見て取れる動きですよね。

 さらに、日テレ以外、フジテレビやテレビ朝日も今後は、なにわ男子を積極的に扱う方向にシフトしていくといいます。

 ジャニーズ事務所としても、3人の退所でグループとしてのパワーダウン、活動の方向が難しくなってしまうキンプリよりも、まだまだ多くのポテンシャルを秘めているなにわ男子を推したくなるのは、ビジネス的には当然のこと。

 ただ、やはり、キンプリファンとしてはつらい状況ですよね。おそらく権利の面で仕方ないとしてもFC動画が削除されて5人時代のキンプリの歴史はどんどん失われていくし、なにわ男子がこれまでのキンプリのポジションを奪うように活躍していくと考えられるわけで……ファンの胸中は非常に複雑でしょうね」(前同)

 5月22日でFC動画が削除され、5人が躍動していた番組もなくなり、そこになにわ男子が入ってきて新たな活躍を見せる――。永瀬と高橋、2人のキンプリの活動は続くが、“5人のキンプリ”の存在はどんどんなくなっていき……5月23日以降、キンプリファンたちの“ロス”は深刻なものになってしまうのかもしれない。