かつては中居正広(50)が切り開き、現在は櫻井翔(41)を筆頭にジャニーズの王道の仕事となりつつあるMC業。その中でも、櫻井を中心に硬派なキャスター業で活躍する面々もいる。そして、今年に入ってからは、その情勢に大きな変化が訪れようとしているようで――。

 ワイドショー関係者は話す。

「櫻井さんは2006年から現在に至るまで『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターを担当していますが、日テレ内では、年内にも櫻井さんの出演が週2回以上になる可能性があると言われているといいます。そして、行く行くはMC有働由美子さん(54)から継承する形で、櫻井さんに全曜日任せたい、メインキャスターになってほしいという意向がある、と聞こえてきていますね」

 一方、そんな櫻井に憧れていたSnow Man阿部亮平(29)も、キャスターとして一皮むけるだろう大仕事が決定。すでに注目を集めている。

「夕方の報道番組『Live Newsイット!』(フジテレビ系)にて、4月18日以降は“マンスリースペシャルキャスター”、つまり月イチのレギュラーに就任しました。難関資格である気象予報士の資格を取得しているのを生かしてお天気コーナーを担当するほか、SDGsの最新知識を視聴者に紹介していく、と発表されています」(前同)

 4月18日放送回では、阿部がガチャピンと一緒に『ホテルニューオータニ』を訪れた様子を放送。「今回のロケ中にも、阿部さんのSDGsに関する知識の広さや、思いの深さを感じました」と、高田圭太チーフプロデューサーは太鼓判を押していた。

 そんな阿部は目指すキャスター像について、

《生活に溶け込みたいですね。以前はずっと、「いってらっしゃい」を言いたいって考えていたんですけど、「おかえり」もいいなって。その人から始まるのでも、その人で終わるのでも、1週間の中でこの日に必ずこの人がいる、みたいな存在になりたいかな》

 と、3月20日発売の『週刊朝日』(朝日新聞出版)にて語っている。いつかは月1から週1に昇格することを、ファンも願っていることだろう。