■ポケットマルシェは謝罪し新規受付停止 本サイトが企画意図を聞くも…
その後、ネットユーザーたちから広告掲載動画の危険性を指摘されたポケットマルシェは、4月19日午後8時25分に公式Xを更新し、《この度、弊社プログラムにおいて安全上不適切な点があったことを深くお詫び申し上げます。参加者の皆様の信頼を損なう事態となりましたこと、重く受け止めております》と謝罪。
さらに、《ご指摘については真摯に受け止め、プログラムの安全性を徹底して確保するべく、この夏の新規受付を全て停止し、全内容について改めて緊急点検を行うことといたしました。改めて受付再開の際には、緊急点検の結果の報告を行います》と発表し、翌20日には公式HPでも同内容のコメントを掲載した。
実際、重機の運転席以外に子どもを乗せたことによる事故は頻繁に発生している。
今年4月には東京都練馬区の建設会社の敷地内で、60代の代表取締役がフォークリフトのフォーク部分に(荷物を乗せる部分)に孫である2歳男児を乗せて運転していたところ、落下した男児がフォークリフトにひかれて意識不明の重体となった。21年1月には、滋賀県守山市で父親が運転するフォークリフトのフォーク部分に乗っていた6歳女児が振り落とされた後にひかれて死亡。さらに、20年5月にも北海道別海町の牧場で、父親が運転するトラクターの前部に乗っていた4歳男児が転落、そのままひかれて死亡する事故も発生した。
重機の危険性は十分に知られていることであるにもかかわらず、どうして今回のような広告が作られたのか。「ポケットマルシェ」を運営する株式会社雨風太陽に、重機の上に子どもを乗せるという企画意図および、具体的な「緊急点検」の内容を聞いたが、期日までに回答はなかった。
また、当該動画は何の知らせもなく非公開となったほか、当初プレスリリースにあった“トラクターのフロントローダーに子どもたちが乗っている”画像もアナウンスもないままひっそりと削除されている。
なお4月23日時点で、まだ申込受付は停止中。再開の際には、緊急点検の結果が報告されるという。