ゴールデンウィーク特別企画! 本サイト上で多く読まれた2026年1月から4月までの人気記事をテーマに沿ってプレイバック。今回は「ビジュアル変化」のニュースを振り返り。

2位 織田裕二・58歳『踊る大捜査線』最新作、“白髪の青島”が沸騰 「老けたな~」の声も…語っていた“老い”への美学

 織田裕二(58)が主演を務める『踊る大捜査線』シリーズの最新映画『踊る大捜査線 N.E.W.』(9月18日公開予定)の特報が発表され、本編映像の一部が解禁。そこに映った織田演じる主人公・青島俊作の白髪姿が大きな注目を集めている。

 織田が湾岸署の刑事(後に本庁に異動)・青島俊作を演じる『踊る大捜査線』は、1997年1月期の連ドラ(フジテレビ系)を経て映画シリーズ化。物語は2012年公開の劇場版『THE FINAL』で完結していたが、24年10月に柳葉敏郎(65)演じる元警察官僚・室井慎次を主人公にした前後編のスピンオフ映画『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』が公開され、織田主演の最新作『N.E.W』の製作も発表されていた。

 織田演じる主人公・青島の生年月日は演者と同じ設定で、初登場の時点では29歳の青年だった。

 時は経ち、いまや織田は58歳――今回の予告では「青島俊作 相変わらず 警察官やってます」というコピーの後、すっかりシワが増えて白髪頭になった青島の姿が。「街を、爆破する」と書かれたメモを読み上げたり、一刻を争う事態に全力で駆け回る姿も映し出された。

 かつてと比べてすっかり老け込んだ青島こと織田のビジュアルには、

《同世代なんで人のこと言えないけど織田裕二も老けたな~という印象しかない》
《こうして見ると織田裕二もさすがに老けたな…》

 といった“老い”を指摘する声が多く寄せられている。しかし、その内容の多くは、

《変に若作りしないのがいいイケオジの青島なんて求めてないし、ならではのカッコ良さがあるし。警察のイケオジなんて違和感しかない》
《確かに青島刑事がずっと捜査しかやってなかった世界なら、年相応のメイクに着古した衣装が一番相応しいですよね》
《和久さんの年齢に近づいた青島。無理な若作りをせずシワや白髪も見せる…室井さんとの約束、和久さんの意思を通じてただただ青島として刑事人生を過ごしていることが窺える》
《織田裕二老けたな〜 でも時間の流れを無理に誤魔化そうとしないのが踊るのいいところ、室井さん老衰で死んじゃったし(※映画『生き続ける者』ラスト)》

 といった、好意的なものが多い。“和久さん”というのは、かつていかりや長介さん(享年72/04年3月没)が演じていたベテラン刑事・和久平八郎のこと。初登場時(97年)は“定年(※当時は60歳)まで残り3か月”という設定だった。

 和久はシリーズ中盤で故人となったが、青島が彼の教えを実践することで事件解決につながる展開が描かれるなど、死後も大きな存在感を残し続けている。あの“青島”が、いまや初登場時の和久とほぼ同い年というあたり、月日の流れを感じさせる。

 また、今回『踊る大捜査線』最新版の織田のビジュアルには、かつて彼が語っていた、“老い”への美学を有言実行しているという声も。

 織田は2025年1月放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に出演。マツコ・デラックス(53)とのトーク中、最近の俳優は「普通の人」を演じるにしてはきれいに身体を鍛えすぎていると主張。これにマツコが同意し、「みんな若さをキープしようとしている」と返すと、「それ気持ち悪い。大嫌いです」とコメント。マツコの「若い人だけのドラマ、映画なんか作れないじゃない。シワシワの人も必要だし」という発言にもうなずいていた。

 そんな織田が主演する『踊る大捜査線』は、ファンの声にもあるように時間の流れ、それを経ての人間関係の変化がリアルな作品として知られる。

 たとえば、待望の続編でありながら、もう一人の主人公と言える存在だった室井は『室井慎次 生き続ける者』(24年)の時点で狭心症を患っていて、同作ラストで無理がたたって亡くなった。柳葉は『N.E.W』にも登場するそうだが、おそらく回想シーンなどでの登場になるのだろう。

 また、深津絵里(53)演じるヒロイン・恩田すみれも、今回の『N.E.W.』に登場しないと見られている。

 すみれは『THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03年)で凶悪犯に背後から左胸を銃撃され、命に別状はなかったが後遺症が残る重傷を負い、『THE FINAL』(12年)で退職を決意。

『室井慎次 生き続ける者』(24年)では室井の口から「(恩田が)退職して20年経ったが、今も(故郷・大分で)後遺症に苦しんでいる」と近況が明かされたが、本人が登場することはなかった。

 そういった時代の流れを経ての今年9月公開の最新作『踊る大捜査線N.E.W』。青島は白髪姿ではあるものの、予告では変わらずエネルギッシュに走り回る姿もあり、やはり往年のヒーロー感は変わっていない。撮影にあたり大規模なエキストラ募集をかけ、応募が殺到したところを見ても、やはり『踊る大捜査線』を愛する人が多いのは間違いない。

 現在、日本の実写邦画歴代興行収入1位は吉沢亮(32)主演の『国宝』(206.8億円)だが、25年11月23日までは2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円)が長らく20年以上1位の座をキープしていた。今回の『N.E.W』は、どこまで数字を伸ばせるだろうか――。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。“考察ドラマ”だらけの4月期ドラマに期待している。