特撮ヒーロー『宇宙刑事ギャバン』(テレビ朝日系/1982年~83年)で主人公の“一条寺烈/ギャバン”を演じたことで知られる俳優・大葉健二さん(享年71)が5月6日に逝去されたことが、業務提携先事務所「ジャパンアクションエンタープライズ」および大葉さんが代表を務めていた事務所「ラックJET松山」から公表された。
訃報を受けて、多くの共演者が大葉さんとの思い出の言葉、写真などをSNSに投稿しているなか、特撮ファンの間では広く知られている戦隊レッド俳優・小澤亮太(38)が大葉さんとのツーショット写真を投稿。小澤の主演作『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年~12年)がXでトレンド入りするなど、注目を集めた。
『宇宙刑事ギャバン』は、後にシリーズ化した「宇宙刑事シリーズ」および「メタルヒーローシリーズ」の第1弾。宇宙犯罪組織と戦う宇宙刑事・ギャバン(大葉さん)の物語。大葉さんはギャバン以外に『バトルフィーバーJ』(1979~1980年)で“曙四郎/バトルケニア”、『電子戦隊デンジマン』(80年~81年)で“青梅大五郎/デンジブルー”も演じていたことから、特撮ファンの間では伝説的な俳優だった。
そして、小澤が“キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド”を演じた『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、スーパー戦隊シリーズ第35作目の記念作。「宇宙最大のお宝」を求めて地球にやってきた宇宙海賊のゴーカイジャーが、歴代のレジェンド戦隊と交流し、35番目の戦隊となる物語だ。本編の豪華さに加えて、終了後も客演することが多いこともあり、根強い人気を誇る作品である。
同作の出演者には、今や大人気俳優の山田裕貴(35)や、市道真央こと人気声優のM・A・O(34)もいた。今回話題となっているマーベラス(小澤)の幼少期を演じたのは人気俳優の濱田龍臣(25)だ。
そんな2大ヒーロー作品は、2012年公開の映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で奇跡のコラボを果たしている。同作は宇宙刑事シリーズ30周年とスーパー戦隊シリーズ35作のダブル記念作として制作された作品であり、これを機に石垣佑磨(43)が新たなギャバンを演じる『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(同年)が公開されるなど、宇宙刑事シリーズの再ブームも起きた。