俳優の高畑裕太(32)が5月16日、自身の公式Xにて、9年前の不祥事に関する声明を発表した。騒動をあらためて謝罪すると同時に、“性的暴行”はなかったと主張する内容だったが、再始動に意気込む裕太に、母である俳優・高畑淳子(71)は何を思うのか──。

 裕太は2016年8月23日、映画『青の帰り道』の撮影で滞在していた群馬県前橋市のビジネスホテルで、40代の女性従業員に性的暴行を加えたとして、強姦致傷容疑で群馬県警察に逮捕された。その後示談が成立し、不起訴処分になったものの、当時所属していた事務所とのマネジメント契約は解除され、芸能活動休止となった。

 今回の声明で裕太は、事件について《ホテル従業員の女性と関係を持ったこと自体は事実です》としたうえで、《報道されたような「性的暴行」に該当する行為は行っておりません。また、怪我を伴うような暴力行為も行っておりません》などと当時の報道を否定。

 騒動については《皆様の期待を裏切ったこと、多くの方々を傷つけてしまったことを、ただただ深く反省しています。また今後も一生をかけて背負い続けていくべきものだと考えています》とあらためて謝罪。一方で、当時の報道によって形成された自身の印象が、今後の人生や活動において大きな制約となっているとしながら、《今後も活動を続けていくにあたり、過去の出来事について自らの言葉で正式に説明することが、関わってくださる方々に対する誠実さであると考えるようになりました》と、声明を発表した理由を説明した。

 母・淳子は当時、裕太の事件を受けて、当時出演していたCMを降板したほか、レギュラー出演していた『スタジオパークからこんにちは』(NHK)への出演を半年間辞退。また、事件の3日後となる16年8月26日に都内のホテルで記者会見を開き、被害者並びに関係者へ謝罪した。

「記者会見で淳子さんは、逮捕された裕太さんと接見した時の様子について、“とにかく震えて泣いているばかりだった”と話していました。また、裕太さんは子どもの頃から日常生活などで不安な要素があり、“危なっかしいと思っていました”と明かし、事件については“彼の甘さだと思います”と話していました。

 ただ、“私の育て方がいけなかったのだと思っています”と責任を感じている様子を見せつつも、“こんなことになっても親というのは本当にばかな生き物で、どうにかしてこれが間違いであってくれとか、息子のことをかばおうという気になってしまいます”と、親としての複雑な思いも吐露していました」(ベテラン芸能記者=以下同)