魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。
2026年北中米W杯がいよいよ目前に迫り、日本代表への期待も高まっています。私自身も今回は本当に楽しみで、しかたがありません。同組のオランダ、チュニジア、スウェーデンに対しても「かかってこい」という心境です。「森保ジャパンを信じて応援しましょう」と、皆さんに言いたいと思います。
そこで、代表の守備陣に目を向けると、まずGKの鈴木彩艶選手が素晴らしいです。欧州5大リーグのイタリアで、レギュラーを取れる日本人GKというのは簡単には出てきませんし、特筆すべき存在です。
これまでの日本人GKを振り返ると、01年に初めて欧州挑戦に踏み切った川口能活さん、10年代にフランスなどで活躍した川島永嗣選手らがいますが、それは極めてまれなこと。10年くらい前までは日本人GKが欧州で活躍できる機会は極めて少なかったと感じます。
状況が変化したのは、19年にシュミット・ダニエル選手がシントトロイデンに移籍した後。若いGKが次々と外へ出るようになりました。鈴木彩艶選手もベルギーからイタリアへ赴き、経験を積み重ねていますが、自信を持って大舞台に立てるという確信があります。そこは大きな安心材料だと思います。
DF陣の成長も目覚ましいところです。3月のイングランド戦に先発した谷口彰悟、渡辺剛、伊藤洋輝の3選手はプレミアリーグで活躍する知名度あるタレント相手でも、けっして怖がることなく、たくましさを発揮していました。1対1や高さの部分でも負けていなかったですし、見ていて頼もしさを感じました。