■『駅と電車内の迷惑行為ランキング』「座席の座り方」ワーストは……

「足組みに限らず、電車の乗り方、座り方に関するマナーにおいて、多くの鉄道会社は注意を呼び掛けています。今回の件に近いと考えられるところでは、『JR西日本』の公式サイトには《多くの人が席を利用できるように足を広げたりせずに座りましょう》という記述があります」(女性誌編集者)

 電車内での座り方マナ――たとえば「JR東日本」の公式サイトでは《車内での食事は、周りのお客さまへのご配慮をお願いいたします》という注意があるほか、立っている乗客も含めて《混雑時は、手荷物をあみ棚の上など他のお客さまのご迷惑にならない場所に置いてください》と呼びかけている。

「西武鉄道」では、駅・電車内での困った行動を、江戸時代の浮世絵タッチで描く啓発ポスター『迷惑図絵』を展開。その1つに《座席にはきちんと詰めて座るべし》というものがあり、《座席に荷物を置いて寝そべったり、本やスマホに夢中になり座席いっぱいにくつろいだりする方がいらっしゃったら、どうでしょうか・・・?》(公式サイトより)と、呼びかけている。

「阪神電鉄」の公式サイトには、《座席はお互い譲り合って、一人でも多くの方が座れますよう、ご協力をお願いします》とある。

「阪急電鉄」は『Goodマナー×Goodライフ』を呼び掛けていて、座り方に関しては《座席は独り占めしない》《座席で足は伸ばさない》《座席では広がらない》という啓発ポスターやYouTube動画を投稿している。

 そのように各鉄道会社が啓発運動を行なっているわけだが――全国72社の私鉄が加盟する「日本民営鉄道協会」が公開している『2025年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング』内の《「座席の座り方」のうち、最も迷惑に感じる行為は?》という質問に関する回答は、以下の通りだ。

・1位(得票率45.7%):《座りながら足を広げる・伸ばす・組む》

・2位(31.9%):座席を詰めて座らない(間を広く取る、荷物を置く等)

・3位(7.8%):荷物や身体が隣の人にぶつかる(大きな荷物を抱える、腕を組む等)

・4位(5.4%):(子供が)靴を履いたまま座席に立つ

・5位(5.3%):お年寄や身体の不自由な方、妊婦の方等に席を譲らない

 今回、真栄田のX投稿をきっかけに話題となっている“足を組んで座る”は1位の中にあり、その得票率は半数に迫るもの。やはり、同行為を迷惑に感じている人は多いようだ……。