■キャリアがある人でも全国転勤がある
和久田がNHK退局を決意したのは、地方への転勤を嫌ったからという報道もあった。
「その和久田さんがMCを務める新番組『news LOG』はスタートから苦戦が続いていますね。6月6日の世帯視聴率は3%前半、個人視聴率は1%台でしたからね……。一方で同じ時間のライバルの安住紳一郎アナ(52)がMCを務める『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)は世帯10%、個人5%超えは当たり前。まだ、勝負にもなっていない状況と言えそうです。
そんな和久田さんですが、退局に至ったのは地方への異動を避けたかったからだともっぱらですよね。2019年に一般男性と結婚し、幼い子どもが2人いますから、たしかに地方へ転勤するのは現実的ではないですよね」(前出の制作会社関係者)
NHKでは和久田ほどの人気と知名度のあるアナウンサーを含め、局員が全国に転勤することは当たり前にあるという。
「男性局員の場合は単身赴任するケースもよくありますが……今は、“単身赴任はしたくない”という人は少なくありません。配偶者にも仕事がありますし、子どもがいる場合、学校のことも絡んできますからね。NHKではキャリアを積んでベテランになっても全国転勤の可能性があるため、異動の辞令を機に退局する人が増えてきているといいますね。
若手時代はその点を理解して入局してくるからいいのでしょうが、キャリアを積み、家庭を築くと状況は大きく変わってきますからね。やはり、住むところは自分で決めたいですし、もはや会社に人生のすべてを預ける時代ではないですよね。NHKは給料が良いと言われますが、民放キー局よりは安いですし、NHKの局員は基本的に真面目で、評価も高いですから、キー局に転職する人も少なくないですね。
現在は、NHK内部からも“全国転勤は時代にそぐわない”という声も出るほどです。加えて、“社内の評価システムも不明瞭”“どの部分がどう評価されてどこに転勤になるのかもわからない”という声もあります。和久田さんもそうだったのかもしれませんね……」(NHK関係者)
テレビ界が大きく変わるなか、NHKでも変化が出てきているようだ。