■「岸くんでやりたい企画は無限に思い付くぞ」とチーフ作家が明言

 ちなみに岸は以前から平子の大ファンを公言しているので「夢が叶ってよかったね」という声もあるほか、『VS魂』のチーフ作家である町田裕章氏は2022年11月24日ツイッターで、

《岸くんでやりたい企画は無限に思い付くぞ。》《ファンの人がいい人ばかりで岸沼にハマりそう》

 などとツイートしており、番組に愛されていることはよく分かる。

「『VS魂』は、以前から改編期の度に打ち切り話が出るレベルで視聴率が悪く、通常回ではテレビ各局が重視している“13~49歳に的を絞った”コア視聴率も2%台なんですが、1月3日放送の新春3時間SPでは世帯9.2%、コア視聴率が5.8%(関東地区/ビデオリサーチ社調べ)とかなりの高視聴率をマークしたんです」(制作会社関係者)

 これについては、同放送が新春SPでかつ、

アンミカ(50)、伊藤英明(47)、上戸彩(37)、木村拓哉(50)、小池百合子都知事(70)、小泉孝太郎(44)、郷ひろみ(67)、指原莉乃(30)、バナナマン設楽統(49)、仲間由紀恵(43)、野口聡一氏(57)、バカリズム(47)、関ジャニ∞横山裕(41)、竜星涼(29)、北川景子(36)、佐藤仁美(43)、宮野真守(39)、小堺一機(67)、及川光博(53)》

 という超豪華なゲスト陣だったことが大いに影響していると考えられるが、それでも岸のいる現体制で高視聴率が取れたのは事実だ。

「加えてチーフ作家の件もそうですが、岸さんは共演者やスタッフたちからの評判が絶大なんですよね。だからこそ、『VS魂』からも、なるべく退所ギリギリまで出て欲しい、“キンプリを脱退しても番組は辞めさせない”といった気概が感じられますよね。

 ジャニーズサイドとしては、退所が確定している岸さんをもう推す気はないでしょうが、一緒に仕事をしているスタッフとしては岸さんを愛し、最大限守ろうとしてくれているのではないでしょうか」(前同)

 平子との共演を岸は1月11日、『VS魂』の公式ツイッターにてこう語っている。

《とにかくカッコよかった! 筋肉とかもすごいし、男の色気もすごいし、 落ち着いた大人のトーンがかっこいい! なのに面白いのでマジで最高でした》

 脱退&退所前にまた1つやりたいことを叶えられた岸。『VS魂 グラデーション』、そして『鉄腕DASH』で彼に残された時間は――。