早い・安い・うまいの3拍子で、働く男たちの腹を満たす牛丼チェーン。ついつい毎日、通ってしまうという向きも多いはずだ。
だが、各チェーンには、牛丼に負けず劣らずの隠れた人気メニューが多数ある。
今回は、『吉野家』『松屋』『すき家』の3大チェーンから、味も栄養も満点の「牛丼じゃないほう」の裏メニューを実食調査した。
3大チェーンの最後の一角を担う『すき家』からは、『オクラ旨だしとりそぼろ丼』(600円・税込・価格は編集部調べ・以下同)を選定。カレーや『まぐろたたき丼』(680円)などの人気商品に隠れがちだが、元祖・B級グルメライターの田沢竜次氏は、「主役級のおいしさ」と、絶賛する。
「見た目こそ地味ですが、だしとショウガの風味がしっかり利いていて、鶏肉の食感も心地よい。
弁当のそぼろとは一線を画す、唯一無二の味です。付け合わせの芝漬けも見事なアクセント。通好みのメニューとして、これ以上の一品はありません」
最後は、『特うな丼』(1680円)だ。大ぶりの切り身が2枚のっていて、食べ応え抜群! 管理栄養士の望月理恵子氏が言う。
「ウナギに含まれるビタミンAは免疫機能を正常に保つ働きがあります。また、DHA・EPAが、血行を促進し、代謝を向上して、活力増強につながる。
そのままでも十分おいしいですが『山かけ わさび付』(210円)を足すと、食物繊維を補えるうえに、あっさりした味が楽しめるので、オススメ」
牛丼だけではない、各店自慢の逸品を味わえば、その奥深さに驚くはずだ。
【吉野家編】B級グルメライターの田沢竜次氏が「牛丼チェーンの歴史を変えた」と評する絶品メニューや、近年のブームを背景に主力商品に成長した丼シリーズの中から管理栄養士の望月理恵子氏が厳選した一品などを紹介している。《【吉野家編】はこちらから》
田沢竜次(たざわ・りゅうじ)
元祖B級グルメライターとして活躍。映画評、書評、60~70年代B級カルチャーなどにも精通する。著書に『B級グルメ大当りガイド』『ニッポン映画戦後50年』など。
望月 理恵子(もちづき・りえこ)
健康検定協会理事長、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、小田原短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。『栄養学の◯と×』、『やせる時間に食べてみた!』など著書も多数。