■意気投合した2人が対談で語った「政治発言のタブー」
また、2人が意気投合した対談も話題になっている。
デビュー当時から和風なモチーフを作品に取り入れることが多かった椎名は、しばしば作品のジャケットやグッズなどで日の丸や旭日旗のイメージを使う。2008年のライブ『林檎博'08』では旭日旗ふうの手旗を来場者に配布、その後、リアレンジされた同様の手旗がグッズとして販売された。
「椎名さんは、14年、18年のライブでも旭日旗ふうのグッズを販売していました。旭日旗は歴史認識の文脈から批判的に受け取る人もいるので、当時からネットでは物議を呼び、炎上気味でした。しかし、ここ数年は販売しておらず、24年の『林檎博'24』のグッズの手旗も旭日旗ふうのデザインではなくなりました」(前出のスポーツ紙記者)
そんな椎名だが、先の成田氏との“初めて会った日”の対談では、日の丸や旭日旗のイメージを使うことが物議を醸すことにも言及していた。
成田氏が《この数十年の日本って、売れてるミュージシャンが国家や政治に一言でも触れることがタブー化しちゃいましたよね》と話すと、椎名は《ほんとそうなんですよ。ほんの20年ぐらい前に敗戦したみたいな雰囲気になってません? 急にあれこれタブー視され始めた》と返している。
「成田さんがその後も“日本や日の丸を掲げるのは勇気がいることだったんじゃないでしょうか”といった、寄り添いながらも切り込んだ質問をたびたびぶつけました。そんな成田さんに椎名さんもどんどん自分の心の内をさらけ出しているような印象を受けましたね。
そして、あの旭日旗の騒動に関しても触れたんです。14年にニューアルバムをリリースしたころを回想した椎名さんは、“日韓関係があまり芳しくなくなり、ちょうど旭日旗が突然、問題視されるようになった瞬間でした”とも話していましたね。とても初対面とは思えない、かなりディープな内容の対話でした」(前同)
“密会”の真相は果たして──。