■「僕も経験ありますけど…」三谷幸喜氏が語るリアルな“一般論”
『Nキャス』で三谷氏は実体験として「演劇の世界でも、映像の世界でも、現場で役者同士のコミュニケーションがうまくいかないみたいなのって、やっぱある」と説明。そして大切なのは当人同士で言い争いをせずに、最初に必ず演出家やプロデューサーを挟むことが「一番の解決策」だとした。
その上で、三谷氏は「でも、やっぱり俳優さんの中にはすごい熱い人がいる」「自分が言いたい。どうしても今、言いたい。人を介するのも面倒くさいからどうしても今、ここで言いたいみたいな男性俳優もいる」と説明。「そういう人ってガッと言うと、男性俳優、顔がデカいから、圧があるわけですよ」と意味がありそうに語りつつも、さらに「一般論」だと繰り返したうえで、「だからやっぱり自分が思っている以上に相手が傷ついちゃうみたいなことがなくもないんですが」と話した。
また、MCの安住紳一郎アナウンサー(52)の「脚本家としても、そういうトラブルを……」という発言を受けて、三谷氏は「現場でモメると、台本の書き直しとか。僕も経験ありますけど、何回も何回も書き直さないといけないみたいな。プロデューサーに頼まれてみたいな」と、脚本家目線での苦労も語った。
「実際に『夫婦別姓刑事』では、女性の主演が橋本さんだと決まったところから、彼女に合わせての台本の調整など、繊細な対応があったと聞こえてきています。三谷さんは同業者として、現場のリアルな空気感を知っている。だからこそ、説得力のあるコメントでしたね。
今回、三谷さんは脚本の話に加えて、“プロデューサーや演出が間に入ることの重要性”と“役者のなかにはどうしても熱くなりすぎる人がいる”の3点を指摘していましたが、今回のコメントには、的を射ていると感じている人が多いようですね」(前出の民放キー局関係者)
三谷氏は「一般論」と言ったが、発言は普遍的であり、多くの現場で当てはまるところがあるのだろう。そして、三谷氏は2019年の舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』などで佐藤の仕事をしたこともあって、彼の人となりも知っている。それもあって、発言に説得力を感じるという声は多い。
『Nキャス』での三谷氏の発言には、
《どういった状況だったのか一般論としてリアルに伝わった》
《やはりプロデューサーが橋本愛さんの事情を佐藤二朗さんに事前に伝えなかったことが発端ですよね。 最初から分かっていれば佐藤さんは出演辞退もできたし...》
《事務、プロデューサー、フジテレビのミスです。安易に考えて橋本愛を登用したが、事前にプロデューサー、フジテレビ側にはトラウマについて報告していたにも関わらず、佐藤には教えてなかったという…》
《三谷幸喜も言ってるけど「直接言ってはダメ」。普通に考えれば感情的になった親子ほど年の離れた先輩が楽屋に来たら圧なんてもんじゃなく、ハラスメントだとフジテレビ側の弁護士が言ってるんです。もどかしかろうがなんだろうが「事務所を通す」のが筋だろうに。今回はそれを逸脱した》
《佐藤二朗も橋本愛も悪くなくて、悪いのはフジテレビのプロデューサーと佐藤氏のマネージャーじゃん(もっと言えば橋本氏側の事務所もフジテレビなどに一任せず、接触がありそうな仕事では現場に周知すべきだった)》
といった、さまざまな意見が寄せられている――。