■『はま寿司』広報担当者が明かす今後の「損害賠償」と「出禁対応」

──苦情対応の業務にも当たられたのでしょうか?

「1度目の時よりは少なかったですが、10数件いただきました。内容としては(迷惑動画が公開されていることを)お知らせしていただくものが多く、一部店舗の対応や来店を控えるといったお声もありました」

──損害賠償など、今後の対応は?

「1度目の刑事が終わり、次は民事かなと思っていたところへ2度目の事件が発生してしまったので、まずは2件目の刑事対応を優先し、そのあと民事を視野に入れます。損害賠償請求額については、1件目を換算していたところですが、2件目も合算することになるので、現時点で確定した金額はまだ出ていません」

──6月24日のTikTokライブで、新西容疑者が「どうせ何千万円を請求されたところで、払えない」といった旨の発言もしていましたが。

「確かにスシロー様が約6700万円という損害賠償請求を行ない、大きく話題になったことがありましたよね。『はま寿司』としては、正直あのレベルの動画で何千万円の請求は難しいという現実問題はありますが、現実的に、その迷惑行為に対応するために、どのぐらいの労働時間がとられるのかを計算していくことにはなります。苦情対応、ボトルを交換する時間などを足し込んでいくイメージです」
(※編集部註:2023年に『スシロー』店内でしょうゆ差しをなめるなどした少年の動画が拡散され、運営会社が少年側に約6700万円の損害賠償を求めて提訴した。訴訟はその後、調停成立を受けて取り下げられている)

──今後、“出禁”などの対応をすることもあり得るでしょうか?

「正直、同一人物に(はま寿司での)迷惑行為をはたらかれることは想定していなかったので、“出禁”という対応はとっていませんでした。暴力的な行為や支離滅裂な発言、人間性的に危害をくわえやすいトラブルが想定できる場合には出禁を検討するのですが、今後どういった対応を取るか、確定していることはまだありません」

 広報担当者は「今後も動きを追っていかなければいけないのは、大変な作業負担です」と話した。