エンタメ情報から生活に直結するライフ記事まで、日常のなかで“ピン”とくるちょっと気になるニュースに“ズバ”と切り込む本サイト。今回は、2026年6月配信の人気記事をプレイバック。テレビにまつわる騒動を振り返り。
2位 フジテレビは2年弱で10人、TBSは『サンジャポ』担当全員退社で…テレビ各局アナウンサー採用が「減少必至」の3つの要因
「ここにきて各局の人気アナウンサーの退社が相次いでいますが、その影響もあるのか、今後、民放キー局のアナウンサー採用に変化があるそうですよ……」(芸能プロ関係者)
日本テレビでは、今年3月末にエース級の人気があった岩田絵里奈(30)が退社したことが話題を呼んだ。岩田は退社後すぐに、各局の番組に出演。フリーアナとしての道を順調に歩み始めたと言えそうだ。
局アナの退社を巡っては、特に顕著なのがフジテレビとTBSだと言われている。フジテレビの場合、2024年の8月末以降、西岡孝洋(50)、永島優美(34)、藤本万梨乃(30)など、7人のアナウンサーが退社。そして小澤陽子アナ(34)と勝野健アナ(26)が6月に、竹内友佳アナ(38)が7月に退社すると発表。2年弱で10人ものアナが退社することになる。
TBSでは、25年3月に宇内梨沙(34)、今年1月に良原安美(30)、石井大裕(40)などが退社。良原は『サンデージャポン』の8代目アシスタント(22年4月~25年9月末)だったが、同番組のアシスタントは初代アシスタントの小倉弘子(51/24年末退社)から良原まで全員退社している。6月1日には古谷有美(38)も、5月31日で同局を退社したことを自身のインスタで報告した。
そして関西でも、『ミヤネ屋』を担当していた読売テレビの佐藤佳奈アナ(29)が7月での退社を報告。朝日放送の『旅サラダ』のレギュラーだった東留伽(28)も今年1月に退社してタレントに。同じ朝日放送の増田紗織(29)も3月いっぱいで退社して現在は大手事務所・ホリプロに所属している。
そうしたアナウンサーの退社が相次ぐなか、民放キー局関係者はこう話す。
「これから先、テレビ局ではアナウンサーの採用を”絞る”方向になっていると聞こえてきています。理由の1つとしては、現在の退社ラッシュがまさにですが、時間をかけて育成をしても結局、独立してしまうことが多いからだという話ですね。
それに、今や局アナが出ない番組、フリーランスのアナウンサー、タレントがニュース原稿を読むような番組も多いですよね」
最近で言えば、元日本テレビアナウンサーの藤井貴彦(54)が23年末に退社後、24年4月から同局の『news zero』のメインキャスターに就任したことが話題になった。
また、ホラン千秋(37)が報道番組『Nスタ』(TBS系)にキャスターとして2017年から25年3月末まで出演していたこと、元嵐の櫻井翔(44)が2006年から現在まで『news zero』の月曜キャスターをしていることもそうだが、局アナ経験がなくてもキャスターとして活躍しているタレントは珍しくない。
「もちろん、局アナと違って出演料はかかりますが、人材に困ることはないですよね。それに、櫻井さんがまさにですが、人気タレントなら、彼らのファンも番組に呼び込めます。
番組の責任者であるプロデューサーや総合演出は、自分の番組を絶対に成功させたいですよね。だから、彼らはしっかり実力があって、人気もあるフリーアナウンサーやタレントを積極的に使うんです。それもあり、局アナの活躍の場は減少していっていると。
また、AI技術の発達も、各局でのアナウンサー採用が減少する要因になると見られていますね」(前同)
局アナのなかには、地上波での稼働があまりない人もいる。そういった人たちはBS番組やナレーションなどの分野で仕事をしているケースが多い。
しかし、近年ではAI音声によるナレーションがテレビ各局でも普及しつつある。NHKでは2018年から導入されていたほか、最近では3月9日、TBSの『Nスタ』内で短いニュースをまとめて一気に紹介する『きょうのニュース#タグ』のコーナーで、ニュース原稿の一部がAI音声で読み上げられた。ちなみにTBSは25年11月、テキストを登録するだけでテレビ局クオリティの音声に変換できるAIナレーションシステム「音六(おとろく)AI」のサービス提供も開始している。
「この先、AIによって、局アナがナレーター業をする必要がなくなる可能性があるということですね。
退社者が多いこと、フリーのアナウンサーの人材が充実していること、そしてAIの発達。こうしたことを理由に局アナの採用は減少すると見られ、1年に1人も採用しない局も出てくるのでは、とも言われていますよ」(前出の民放キー局関係者)