■やなぎだ氏が回答したアカウントBANの詳細 メルカリ側に取材を申し込むと…

「メルカリの利用規約の第4条には《事業者による登録の禁止》という項があります。メルカリが指定した法人以外の事業者はユーザー登録及び本サービスの利用はできないものとする、というルールで、《事業者はメルカリShops加盟店規約へ同意の上、メルカリShopsの登録の申し込みを行ってください》と明記しています。おそらく、Xのユーザーは“やなぎだ氏が事業者にもかかわらず個人アカウントのため停止された”と考えているようですが、Shopsに登録しているならこれに該当しないため、メルカリ側の誤認という可能性もゼロではない」(前出・WEBメディア編集者)

 今回の利用停止に関し、本サイトがやなぎだ氏に取材を申し込んだところ、利用状況について教えてくれた。

 まずメルカリの利用に関しては、個人アカウントで10年以上販売を行ってきたといい、Shopsのアカウントは昨年からだとコメント。販売しているのは「総合リサイクル品全般」だったという。

 アカウント停止に心当たりがないと主張していたやなぎだ氏だが、強いて言えばどのような点が利用停止につながったと感じているかたずねると、

「Shopsを作った時点で“個人”と“ショップ”の2アカウントになるのですが、個人の方で出品中だった物をそのまま販売していた(新規の出品は無し)」

 今後、メルカリ事務局への異議申し立てをするなど、何か対応はとるのだろうか。

「運営へは問い合わせ中です。ヤフオク・ラクマへの移行の可能性もあります」

 と、アカウント復帰が叶わない場合は他のプラットフォームを利用する旨を明かした。

 突如として利用停止されてしまったやなぎだ氏だが、メルカリ側はどのような判断で停止処分を下したのだろうか──。

 当サイトがメルカリ事務局へ取材を申し込んだところ、以下のような回答があった。

 《メルカリでは、安心・安全なマーケットプレイスの実現に向けた新方針として、2025年5月に不正利用者の「徹底的な排除」とお客さまの「徹底的な救済」を公開しております。

 上記の背景には、国内における詐欺犯罪(刑法犯)の認知件数や詐欺被害額の増加など、社会的な不正利用の脅威の拡大があり、そうした状況に対して、メルカリとして正しくご利用いただいているお客さまに安心・安全にサービスを利用いただける環境を提供するために対策を強化しています。

 利用制限については、以下のガイドに記載の通り、取引ルールとマナーに違反した場合の他、アカウントの不正利用の可能性がある場合におこなっています。

 そのため、理由なく利用制限をおこなうことはございません。また、利用制限を実施する際には、事務局より対象のお客さまへ個別にメッセージをお送りしております。
万が一、お客さまにおいて利用制限に身に覚えがないなどのご不明点がある場合は、個別にお送りしているメッセージの内容をご確認の上、お問い合わせ窓口までご連絡いただくようお願いしております。

 なお、具体的な利用制限の理由や検知基準の詳細につきましては、公表することで新たな不正利用を助長する、あるいは対策を回避される恐れがあるため、詳細に回答できないことがございます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

 加えて、お問い合わせいただいた利用制限の期間や対象となる違反内容は、事案ごとに異なり、また個人情報保護の観点から、アカウントのご本人様以外に詳細を開示することはいたしかねます。

 メルカリは今後も正しくご利用いただいているお客さまが不利益を被ることがないよう、安心・安全にご利用いただける環境を構築してまいります》