メディアに登場する華やかな姿を通じて、最先端のトレンドを教えてくれる芸能人。最近はスターたちの個性的な“前髪”に注目が集まっているようだ。

 たとえば、今年の1月期に連続ドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)の主演を務めるなど、女優として着実にキャリアを重ねている橋本環奈(27)。

 橋本は、6月12日に東京・有明アリーナで行われた映画『キングダム 魂の決戦』(7月17日公開)のワールドプレミアに、額を出したオールバックヘア&センター部分に2束の前髪を下ろした“チョロ毛”スタイルで登場。

 また、7月12日放送のバラエティ番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)に出演した際にも、触覚のような同様のヘアスタイルで視聴者の注目を集め、《橋本環奈さん、2本前髪でなんでこんなに可愛いんだ》《橋本環奈ちゃんのチョロ前髪、橋本環奈ちゃんしか出来ないチョロ前髪……私がやったらただのチョロ毛……》と、さまざまな反応が上がっている。

 そして、3年ほど前からこの“チョロ毛前髪”スタイルを見せていたのが、国民的女優・綾瀬はるか(41)。

 23年7月、主演映画『リボルバー・リリー』の本編完成祝賀イベントのため、銀座に降り立った彼女もまた、橋本とよく似たヘアスタイルだった。

 そしてつい最近も、ファッション誌『GINZA』8月号(マガジンハウス)の表紙やインタビュー動画で、無造作な質感の2束下ろし前髪を披露している。

「ヘアメイクの流行には当然移り変わりがあり、たとえば眉1つとっても、昭和後期は太眉、平成は細眉、そして令和は平行眉→自毛を生かしたナチュラル眉といった具合に、その時々で大きく変化してきました。

 前髪に関しても、数年前から海外セレブたちの間で額の産毛を生かしたアレンジが流行したり、2022年頃からはK-POPアイドルが、顔回りの産毛や後れ毛を短くカット&パーマして額の形を整える“チャンモリパーマ”や抜け感のある前髪をこぞって取り入れたりと、トレンドが変化。日本でも“小顔信仰”の高まりとともに、数年前から薄め前髪=シースルーバングがはやり始めました。最近では、日本のアイドルや女優さんはもちろん、街を歩く10~20代の若い女性たちも同様の前髪をしている方が増えてきて、一過性のブームというよりも定番化した印象がありますね。

 一方、橋本さんや綾瀬さんが披露している前髪は、通常のシースルーバングよりも束感を強め、2本の前髪による額縁のような効果も相まって、素材本来の美しさや小顔効果を増幅させているように見えます。シースルーバングの進化版と言えるかもしれませんね」(美容誌ライター)

 この“チョロ毛前髪”の波は女性芸能人だけに訪れているわけではないようで、大人気3人組バンドMrs. GREEN APPLEのボーカル&ギター・大森元貴(29)も、タイムリーに前髪が印象的なポートレートを投稿。ファンからは《束感前髪めっちゃ似合ってます》《もっくんの前髪のちょろっがめっちゃ好きです》といった好意的な反応が寄せられている。

 顔立ちが強調されるヘアスタイルとあって、ネット上の一部には《前髪の数本残しは意味が分からん》といった困惑の声も見られるが、世間に浸透するまでのタイムラグがあってこそ、時代を先取りした“最先端トレンド”と言えるのかも。