今日は外食──。そんなとき、グルメ情報を発信するSNS投稿を店選びの参考にする人は少なくないだろう。だが今、“美味い店”を紹介してくれるグルメインフルエンサーの界隈で争いが勃発している。

 発端は、Xフォロワー23.8万を誇り、プロフィール欄に《4年でグルメに2,000万円以上を課金した自腹ガチ勢。年間800軒食べ歩き。飲食店のPRしない系グルメ垢》と記載しているグルメ紹介アカウント『俺ニキ 東京グルメ』の投稿だ。

「7月27日、俺ニキ氏はあるスレッズユーザーによる《インスタでよく見るカフェやご飯屋さん、結構ハズレが多いなぁって思うのはわたしだけでしょうか》という投稿を画像で引用し、《グルメインフルエンサーが紹介する店にハズレが多い理由1選》《投稿の多くがPR案件(宣伝)だから》と自身Xへ投稿。

 約2時間後には、実際に複数の人気グルメインフルエンサーのインスタグラムアカウントを対象に、“直近20投稿(リール+フィード)にPR案件がどれだけ含まれていたか”を示す“案件率”を公開しました。PR案件は投稿テキストにプロモーションであることを明記してあるので、誰でも投稿をチェックすれば集計することが可能です」(グルメサイト運営者)

 あくまでこの投稿によると、フォロワー198万の『むにぐるめ(唯一無二の絶品グルメ)』は10/20で50%、フォロワー104万人の『東京グルメ』は15/20で75%、フォロワー32万人の『東京大人グルメもと』は18/20で90%など、投稿の半数以上が案件だという。

 また、俺ニキは同ポスト内で《ちなみに、トップ層の案件費用は1件20〜30万円前後だと予想。大手外食チェーンの案件ならもっともらえる》《これだけ店の宣伝が多ければ「ハズレが多い」と言われても仕方なし》とも主張。この業界事情を明かすような投稿は、29日までに1200万弱の閲覧数を記録するなど、大きなバズをもたらした。

 この驚きの内容にXでは、
《案件に引っ掛からないようにしっかりチェックしましょう、ということですね》
《都会の人の多くは飯の味じゃなく情報を食ってるんだよ》
《この投稿を見てからグルメインフルエンサーの投稿すべてが、PR案件にしか見えなくなりました》

 といった声が広がっている。

「この投稿には料理系YouTuberのリュウジ(フォロワー301.5万人)も、同日にXで《すげえ暴露してて笑う 有名グルメアカウントは美味しいから紹介してるんじゃなく金貰って紹介してるから参考にする価値ないって言ってないかこれ》と反応。こちらの投稿も1000万超の閲覧数を叩き出すなど、一気にグルメ界での話題をさらいました」(前同)

 この俺ニキによる“案件率”の投稿に反論したのが、調査対象となったアカウントの1人である、『東京グルメ』だ。29日に同投稿を引用しながら反論する。