浅草キッドの玉ちゃんが、“昭和オヤジ”としての矜持とユーモアを胸に、同世代にエールを送る人生コラム。ともに令和を生き抜く、イケてる“老Guy”を目指そう。

 おじさんハーフパンツ論争。短パン勤務を東京都庁が解禁したって言うけど、何年も酷暑が続いてるんだからさ、遅いぐらいでね。

 昭和で言えば、羽田孜元首相の「省エネルック」なんてのがあったんだからさ。男性の短パンは、女性で言えばミニスカートだ。でも、女性のミニスカートは、あまり問題になったことがないなぁ。

 女子からすると、オヤジのスネ出しの一番の問題はスネ毛だろう。俺はヒゲも薄いし、スネ毛もないから、昔のステテコから出てるおじさんたちの剛毛は同性でも、かっけえなと思ってたんだよ。黒々したスネ毛はテストステロンの証しでさ。

 岐阜のサウナに行ったときだったかな。

「おお、玉ちゃん!」

 と声かけてきたおじさんがいてさ。いかにも精力絶倫って感じなんだけど、おじさんのアソコの周りが、小学生みたいに全部、ツルツルなの。聞いたら、脱毛したって言うんだよ。

「西欧人は下の毛は全部、剃ってるのが常識」

 という定説。確かに介護のこととか考えたら、清潔だろうし、利点はあるよ。スナックで会ったエステで働く姉さんに聞いたらさ、

「私は全部、脱毛してしまうのは恥ずかしいから、上一文字だけ残してる」

 だってさ。ツルツルおじさんの後に、その話を聞いたから俺は姉さんに思わず、

「それ頼む!」

 って言ったよ。ツルツルにしたくても、やっぱり銭湯や温泉に行ったら、注目されちゃうから躊躇するよ。姉さんの言う通り、少しは生えてるほうがジロジロ見られないよね。