■新ホラーのテーマは
滝沢 だから、サメ映画って、チープなのが多いのか。工夫次第で撮れるから。
西堀 それに、ちょっと陽気なのがいいよね。美女が泳いでて、サメが来て、ワーッて感じとかさ。
滝沢 どんだけ雑なんだよ。
西堀 ゴジラ映画だって、山崎貴監督の『ゴジラ -1.0』を観た後だと、アメリカ版が、ちょっとバカっぽく見えるじゃん。魚をエサにおびき寄せられたり、ニューヨークの地下で卵を産んだり。
滝沢 例えが古いな(笑)。1998年版だろ。
西堀 逆に、日本のホラーは、湿っぽいのがいい。
滝沢 『リング』とか、『呪怨』とか。
西堀 横溝正史の『悪魔の手毬唄』とかさ。俺、子供の頃、題名だけでトラウマになったもん。
滝沢 新しく日本でサメ映画を撮るなら? 千葉県の房総半島?
西堀 舞台が渋いよ! それに、今はサメよりも、クマじゃない?
滝沢 クマ映画ね。
西堀 この間も、栃木県宇都宮市の繁華街に現れた。
滝沢 街中に出てくるのは、余計に怖いよな。
西堀 小説の『羆嵐』とか、『シャトゥーン』とか、怖い作品もたくさんあるし。
滝沢 確かに、日本人にとってはクマのほうが脅威だわ。よし、次は、『アーバンベア 歌舞伎町大決戦』で、決まり。
西堀 丸パクリだろ! だけど、面白いかも。
マシンガンズ
西堀亮と滝沢秀一からなるお笑いコンビ。東京都豊島区が主催するユーモア講座で出会い、1998年にコンビ結成。世間への不満などを2人でぶちまける「キレ漫才」を武器にテレビやライブシーンで活躍。2023年に開催された芸歴16年以上の漫才師を対象にした賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』では準優勝に輝き、ブレイク中。