魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。
新しい景色を見ることを目標に4年間積み上げてきた日本代表。しかし、北中米W杯の結果はベスト32での敗退でした。本当はもっと勝利を重ねることができるチームだっただけに、悔しさが募ります。
そこで今回から、日本代表が次のステージに進むために必要だと思われることを綴っていきたいと思います。
最初に取り上げたいのが、怪我人です。決勝トーナメント1回戦のブラジル戦で敗れた日本代表ですが、勝つチャンスも十分にあった試合展開でした。
そこで白星を手にできなかった要因の一つが、ゲームチェンジャーの不在でした。今大会を前に三笘薫・南野拓実の両選手が所属チームで負傷してメンバー外に。そのうえ、初戦・オランダ戦で先発した久保建英選手までもが負傷交代し、最後まで戻ってくることができませんでした。
サッカーに“もし”はありませんが、もし負傷者が少なければ、フレッシュなジョーカーをピッチに送り出すことができ、試合の流れを手繰り寄せられたかもしれません。また、グループステージでの選手全体の疲労を軽減することもできて、よりアグレッシブに戦えたはずです。
実際、グループステージのオランダ戦やスウェーデン戦では伊東純也選手を後半途中から入れることで変化をもたらしており、昨年10月のブラジル戦でも途中出場から逆転勝利につながる活躍をしましたから、余計に悔しさがあります。