■“配置&序列”で「揉めがち」なポスタービジュアル
8月13日に解禁された『俺たちの箱根駅伝』のポスタービジュアルでは、主演の大泉が中心に大きく写り、その下に山下、左上に大日テレビの『箱根駅伝』中継番組のディレクター役の伊藤沙莉(32)、大泉と伊藤の間に大手芸能事務所社長役の小日向文世(72)、その後ろに芸人役の生瀬勝久(65)が配置されている。
伊藤の左に大日テレビ・スポーツ局長役の市川猿弥(58)、大泉の左下に大日テレビ・編成局長役の高橋克典(61)、アナウンサー役の竹中直人(70)、AD役の山田杏奈(25)が配置されている。また、大泉の右上には明誠学院大学陸上競技部監督役の寺尾聰(79)と東西大学陸上競技部監督役の山本耕史(49)の姿が確認できる。
前出のドラマ制作会社関係者は話す。
「今回の『俺たちの箱根駅伝』のような主演クラスが多い作品のポスタービジュアルの場合、どの俳優をどんな大きさでどこに配置するかの調整が非常に難航するんです。ポスタービジュアルは最終回まで使われるもので、作品の顔でもある。とても重要なものであるゆえに、出演俳優のマネジメントサイド、事務所サイドから“こうしてほしい”という要望が出てくるんですよね。ですから、“揉めがち案件”と言われます。
具体的にまず揉めるのは、出演俳優を“どこまで出すか”ということですね。メイン級ではない俳優も、当然ながらポスタービジュアルに載りたいですからね。ですが、紙幅の問題やデザイン上の問題があるので、制作サイドは“ここまで載せる”という“ライン”を決めなくてはいけない。でもラインを引いたら、載っていない俳優サイドから“〇〇さんが載っているならうちも載せてくださいよ”というお願いがきて、また交渉することになるんです。
そして、名前の並びも神経を遣います。『俺たちの箱根駅伝』のポスタービジュアルには現状、出演者の名前は記載されていませんが、名前が載る作品なら、そこも非常に重要です。まずは主演、そして次のメイン級の俳優が二番手なのか、クレジットタイトルの最後尾に名前が出る“大トメ”なのか、といったことでも結構揉めるんです。今回の『俺たちの箱根駅伝』。報道されているものを見ると、山下さんは大トメなのかもしれませんね」
“5作連続で興行収入50億円超え”を果たしている山崎賢人(31)主演の大ヒット映画『キングダム』シリーズも主演クラスの俳優が多数出演しており、ポスタービジュアルの俳優の配置や名前の序列などに制作陣は苦労したとされる。
「主演級がズラリそろった『俺たちの箱根駅伝』も、ポスタービジュアル解禁に至るまで制作サイドとプロダクションサイドで相当な話し合いが持たれたとみられ、“いろんな調整があったことがにじみ出ている……”と業界では話されていますね。それだけ超豪華キャストがそろっているということでもありますが。
『俺たちの箱根駅伝』を10月期に放送するというのもポイントですよね。12月の最終回の後、2027年1月2日からの『箱根駅伝』の本番につなげ、同社のキラーコンテンツをさらに盛り上げたいという思惑が伝わってきますね。
あらゆる側面から“絶対に失敗できない”ドラマ『俺たちの箱根駅伝』。そのハードルは高く、最低でも世帯視聴率10%・個人視聴率5%が求められるのでは、と局内でも言われているようです」(前同)
日本テレビが総力を挙げて制作・放送する10月期の超豪華連続ドラマ『俺たちの箱根駅伝』は、2026年を代表するドラマになるだろうか――。