■かつてはできなかった……グループを脱退しても新たな活動ができる
2016年1月、各スポーツ紙でSMAP解散説が取り沙汰された。当時のチーフマネージャー・I氏と、木村拓哉(53)以外のメンバー4人が独立を画策したものの頓挫したという報道があり、同年1月18日に『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)で、解散説で世間を騒がせ、関係者にも迷惑をかけたことを生放送で謝罪することとなった。
「木村さんとそれ以外の4人という対立構造にも見え、『スマスマ』での生謝罪は当時、“公開処刑”とも言われました。そして、同年末をもってSMAPは解散。稲垣吾郎さん(52)、草なぎ剛さん(52)、香取慎吾さん(49)は旧ジャニーズ事務所を退所し、新しい地図としてリスタートを切りました。
現在は木村さんも新しい地図の3人も大活躍ですが、『スマスマ』の最終回は総集編で、グループの解散コンサートもなく活動は終了。国民的グループ・SMAPの最後は、寂しいものがありましたよね……」(前出の芸能プロ関係者)
6人でデビューしたKAT-TUNは2010年7月の赤西仁(42)の脱退・退所を皮切りに、田中聖(40)、田口淳之介(40)相次いでメンバーが退所。田中と田口には不祥事も取り沙汰された。
「その後、亀梨和也さん(40)、上田竜也さん(42)、中丸雄一さん(42)の3人で活動を続けましたが、当初の形とは大きく変わってしまいましたよね。そして亀梨さんの退所・独立のタイミングで、25年3月に解散。ただ、解散後の25年11月に3人で異例のラストライブを開催でき、ファンも納得する終わり方になったのではないでしょうか」(前同)
2020年をもって活動休止に入った嵐は、芸能活動に心身ともに疲弊していた大野智(45)の心境もあり、そのままフェードアウトするかと思われたが今年3月から5月にかけてラストツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」を開催。全15公演で約49万人を動員し、活動終了に至った。
「KAT-TUNは3人で何とか、嵐は活動休止を経てフィナーレを迎えることができましたが、旧ジャニーズの多くのグループは、当初結成されたままでピリオドを迎えるのはなかなか難しい、と言われました。やはりかつては、“グループ脱退=退所”というケースもありましたからね。しかし、WEST.の場合はそうではない。マネジメント体制が変わったSTARTO社だからこその脱退の仕方で、同グループの“あり方”は変化を迎えます。
活動終了の可能性もゼロではなく、7人のグループを熱心に応援してきたファンにとっては非常に悲しいことですが、ポジティブな側面もあるのでは、とも見られています。藤井さんは33歳、小瀧さんは30歳とまだ若い。その段階で大きな決断をしたわけで、これまでとは全く違う新たな活動にも期待ができます。それは、中間さん、桐山さん、神山さん、重岡さん、濱田さんも同じ。5人での活動が続いても、万が一WEST.としての活動を終えることになったとしても、今後も事務所のサポートを受けられるわけです。
かつての旧ジャニーズ時代とは違う“グループのあり方”という事例になりますし、グループを脱退するタレントにとっても希望のある働き方が増えたとも言えるのかもしれません」(同)
個人で活動していくことを決断した藤井と小瀧。グループに残る5人は、どのような結論を出すのだろうか――。