■“フードロスニキ”も味方? 考察沸騰
注目されているのは、野崎(阿部)とリュウ(堺)が示し合わせたように「10」という数字を出したこと。また、リュウが「帰ったらテントの~」と話す際に、自分の胸をトントンと叩く仕草を見せて、野崎もそれを見て意味深な表情を浮かべてもいた。リュウは野崎と北京で仕事をしていた際に、自分の名前やアジト名を3桁の数字に置き換えていたことから、
《お互いに「10」って言い合ってたの、北京での密会場所を伝えるやりとりみたいだったなー》
《リュウの、「帰ったらテントのことについて伺いますから」の時の胸を手でトントンする仕草手話では、分かっているの意味10に何かあるのかな?》
《リュウが野崎側なのは確定だな。何度も乃木に似てると言ったり、ドラムを生かしたり、不自然な点が多い。野崎は潜入だと白状はしたが、リュウには誰も何もされていない。リュウ不在が10日で、ドラムが10人前食べてるのにも意味がある》
といった考察が多く寄せられている。
また、投獄後の食事を巡っても“考察”は沸騰している。野崎は独房に移ってからはシンシー側の嫌がらせで食事抜きにされているが、最初はドラムと同じ部屋に収監されて、2人分のチャーハンが与えられていた。ドラムが物欲しそうに見ていたことから、野崎は自分の分も食べさせてやったのだが――いくらドラムが大食いとはいえ、この状況で野崎の分をすべて平らげてしまうような軽率な行動をするだろうか?
考察されているのは、食事に自白剤が混ぜられている可能性だ。野崎とドラムはそれを把握していて、野崎に食べさせないようにしたのかもしれない。ドラムは言葉がしゃべれないため、自白剤を事実上無力化できるからだ。
《ドラムはただ空腹だから野崎のご飯を食べたんじゃない。仕込まれてる毒の匂いを感じたから、野崎の分も食べたんや》
《ドラムあんな無遠慮に野崎の分も食べるかな?何かあるよね》
といった、ドラムに対する考察だけでなく、
《野崎さんの食事には自白剤とかが混ぜられていたのでは?ドラムはその点問題ないもんね…。食事をぶちまけてた人、あれは野崎さんを助けるためかなーと思った。嫌がらせしてるように見せかけてリュウの指示で助けてるのかなと》
《これ野崎に食べさせないようにしてるよね?自白剤かなんか入ってる?食わせるなってリュウの指示……? 》
《野崎さんはご飯に自白剤が仕込まれた事を知っていて、自分は食べないように、話すことが出来ないドラムにご飯を全部あげていた…?実はフードロスニキは味方で、わざとご飯こぼしてた?リュウとニキは味方なのか!?》
といった、“フードロスニキ”ことシンも、実は味方ではないか――という考察も寄せられている。
『VIVANT』はアジア大会の中継で9月20日、27日が放送休止になることが発表されていて、次回13日放送回(第18話)が《前半戦最終回》と位置付けられている。かつての部下で“野崎を愛する男”リュウは本当に敵なのだろうか、果たして――。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。