人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンをめぐり、くら寿司が揺れている。

 くら寿司では8月21日から、5皿で1回挑戦できる抽選ゲーム「ビッくらポン!」の景品として、全5種類のフィギュア、全8種類の缶バッジ、全8種類のアクリルマグネットを用意したコラボキャンペーンをスタート。SNSではなかなかフィギュアが出ないという声が相次ぎ、1万円以上をかけたという報告や、《2日間でカプセル53個頑張ったけど、ちいかわフィギュアだけが出てくれない》などといったレポートが上がる一方で、大手フリマサイト「メルカリ」で大量出品されていることが物議を醸した。

 あるXユーザーが9月2日、フリマサイト「メルカリ」にて、フィギュアコンプリートセットを大量出品するユーザーがいることを指摘すると、話題が拡散。くら寿司は9月5日、従業員による不正行為が判明したとしてコラボキャンペーンの中止を発表したほか、7日にはメルカリが〈本件について、くら寿司株式会社と連携し、不正に入手された疑いのある出品商品の削除などの対応を実施しています〉との声明を発表した。

 くら寿司では、従業員による不正行為について「警察に相談済み」としたうえで、「お詫びの気持ちを込めて」と、6日・7日は全品10%引きを実施するとの張り紙を店舗に掲出しているが、Xでは《全くそういう問題ではない》と呆れる声が続出し、騒動は収まらない。

「これまでにも、自分の利益のために限定キャラクターグッズなどを転売する行為はさんざん批判されてきただけに、Xには《もう何度同じこと繰り返すんだ。さっさと対策してよ…》という悲鳴も上がり、大量出品をしていたアカウントについて、SNS上で特定を求める声も出ています。ちいかわは特に人気のコンテンツだということもあり、グッズのニーズも高かっただけに怒りも高まっており、《従業員を特定して賠償請求をしろ》《これから処分されることに期待ですね!》といった、“処罰感情”を示すユーザーも相次いでいます。

 この件との関連性はわかりませんが、くら寿司ではコラボ中止以降株価が下がっているという指摘もあり、企業としては何らかの対策を打ちたいでしょうね」(スポーツ紙記者)

 また、X上には従業員のものとみられるアカウントからの《くら寿司のちいかわコラボ中止マジか… 開催前から色々店内の配置換えして、フロア従業員のみんなと作戦練って、第1弾も第2弾もいつもの出勤時間より早く来て、10時間以上働いて、みんなで準備を頑張ってきたのに…》といった投稿もあり、注目を集めている。

 7日夕方、当サイトはくら寿司に対し、従業員の処遇に関して、また賠償請求などの法的措置の可能性を聞くと、同社広報は「社内規定に基づいて厳正に対処いたします」と話した。

 その後、同社からは「コラボキャンペーン中止に伴う株式会社メルカリとの連携について」と題し、《判明した事実に基づき当事者への厳格な法的措置を講じるとともに、二度とこのような事態を起こさぬよう、社内管理体制の抜本的な見直しを進めてまいります》との声明が出ている。