■凱旋門賞生中継の大型SPも『VIVANT』には完敗
10月4日のフジテレビでは、21時6分から24時55分まで『Mr.サンデー×すぽると!コラボSP 凱旋門賞を生中継!』を放送。番組全体の世帯視聴率は4.1%、個人視聴率は2.3%だった。
この日はフランス・パリロンシャン競馬場で行なわれた世界最高峰の競馬レース「凱旋門賞」を生中継。通常のニュースに加え、海外で起きたハイジャック事件、農水相を巡るニュースなど幅広い話題を取り上げ、『すぽると!』とのコラボでスポーツニュースも届ける約4時間の大型特番だった。
しかし、同じ日曜夜には強力なライバルが並んだ。日本テレビでは大泉洋(53)がMCを務めるバラエティ特番『スター激突!大泉ボウリング』を放送し、世帯10.0%、個人6.5%。テレビ朝日の『有働Times』は世帯8.4%、個人4.8%だった。
そしてTBSでは、アジア大会中継による2週の休止を経て、日曜劇場『VIVANT』が3週間ぶりに再開。第19話は世帯15.4%、個人10.3%という高視聴率を叩き出したのだ。
「『VIVANT』は2週空いたにもかかわらず、再開回でも世帯15%超え。『Mr.サンデー』としては完全に食われた格好でしょうね。
しかも4日の『Mr.サンデー』は、凱旋門賞の生中継まで入れた大型編成。番組全体では個人2.3%でしたが、21~22時台のプライム帯は個人1%台で推移していたといいます。多くの視聴者がテレビを見る日曜のプライム帯で個人1%台というのはなかなか衝撃的で、これまでになかったような事態だといいます。“これはマズい”“『VIVANT』のショックがお台場に……”と局内でも強い危機感が広がったといいますね」(前出の制作会社関係者)
2010年4月にスタートした『Mr.サンデー』は今年で16年目。日曜夜のニュース・情報番組として長く定着してきた。
しかし近年の日曜21時台は、TBSの日曜劇場が毎クール高い注目を集め、さらに2024年10月には有働由美子(57)がメインキャスターを務める『有働Times』(テレビ朝日系)もスタートした。ニュース・情報番組同士でも視聴者の奪い合いが激しくなっているのだ。
「数年前までの『Mr.サンデー』は決してここまで厳しい数字ではありませんでした。ただ、日曜劇場という強力なドラマ枠に加え、『有働Times』という同ジャンルのライバルまで出てきた。
宮根さんの歯切れの良い司会を支持する視聴者がいる一方で、強めの進行を苦手とする声も以前からあります。宮根さんも63歳になり、『ミヤネ屋』も終了。かつての勢いにも変化が出ているという制作関係者もいますね。4日の『Mr.サンデー』の数字が厳しかったのは『VIVANT』の影響が大きいと見られていますが、複数の要因が重なってのことなのかもしれませんね……」(前同)
『ミヤネ屋』のバトンを受けた黒木アナの『ニュースto』が同時間帯1位という好発進を見せる一方で、宮根の新たな“一丁目一番地”は苦境にあるようだ。果たして、ここから実力派司会者はどう巻き返していくのだろうか――。