■消えていく猪俣の画像や動画を残そうと奔走するファンたち
活動休止や脱退などでアーティストの関連コンテンツが入手しづらくなりそうな際、ファンが手元に残そうとする動きは昔からあったようだ。女性誌編集者が言う。
「以前から、活動休止や脱退などで関連作品が入手困難になりそうな際、ファンがCDや雑誌などを手元に残そうとする動きはありました。ただ、現在は動画やSNSが中心。公式側が非公開にすると、それまで見られていたコンテンツに突然アクセスできなくなる時代ですよね」
CDやDVD、雑誌、パンフレットといった物理的なものならいざ知らず、ネット時代のコンテンツは非公開にされたり、削除されてしまったら二度と見られなくなってしまう。そうした時代を反映するかのように、現在SNSでは、猪俣に関する画像や映像を残そうと、ファン同士の情報交換が活発になっている。
「SNSでは、7人に変わる前のアー写やホームページなどのスクリーンショット、インスタに投稿していた写真だけでなく、インスタのストーリーズなど、動画も含めてさかんに情報交換がなされていて、自分が保存していたものを“配布”しようとする人も。X上では、大量の画像や動画をまとめたファイル共有のURLを交換しあうファンの姿も見られます。悲しみも共有しあうような文言が切ないです。それだけ猪俣さんとの思い出を手元に残しておきたいというファンの思いも強いのでしょうね」(前同)
一方、公式写真や映像を権利者の許諾なく第三者に再配布する行為については、著作権などの問題が生じる可能性もある。
「今も見られるネトフリのタイプロ動画については、何度も見返すファンも少なくないようで、なかには《毎日ネトフリにはタイプロ残ってることを確認し、好きなシーンとパフォーマンスを何度も見て目に焼き付けてる》と、消えないことを日々確認している人も。《ネトフリはタイプロ消さないで》という声も多いですね」(同)
公式から猪俣の姿が次々と消えていく一方で、その記憶を何とか残そうとするファンたち。突然訪れた別れを、まだ受け止め切れずにいる人も少なくないようだ。