■新垣が初挑戦の母親役で語っていたこと

 これまで恋愛や仕事に奮闘する女性といった役柄が多く、母親役を演じる機会は多くなかった新垣。母親役に初挑戦したのは、2014年公開の映画『トワイライト ささらさや』だ。交通事故で夫を亡くし、1人で赤ちゃんの子育てに奮闘しながら成長していく女性を演じた。

 新垣は同作品の公開当時、タブロイド紙『SANKEI EXPRESS』のインタビューで、「母親」になることについて、《自信をなくしてしまうくらい大変そうな仕事だな。私もいずれ赤ちゃんがほしいけれど、私が母親になるのは無理かもしれない…》という気持ちがあったと明かしていた。

 しかし母親役を演じるなか、抱いていた赤ちゃんに身を委ねられるという体験をしたことで、《私は『この子を守らなければならない』と思わず考えてしまった瞬間がありました。母親と赤ちゃんの関係はこのようにして成り立っているのか…と感心してしまったんです。これがお母さんの気持ちなんだなあと実感できました》と、母親の気持ちを実感したことも明かしている。

 さらに新垣は、23年放送のドラマ『風間公親 -教場0-』(フジテレビ系)で、小学生の娘を持つシングルマザーの刑事・隼田聖子を演じた。フジテレビ公式サイトのインタビューでは、

《捜査中のシーンでは彼女の経産婦としての視点も大切にしたく、実際に出産の経験のある方に話を聞かせて頂いたり、台詞やリアクションなども監督たちと話し合いながら調整したり、できるだけ意識して撮影に臨んでいます》

 と話しており、真摯に役作りに臨む姿を垣間見せていた。

「14年に初めて母親役を演じた際には、赤ちゃんとの撮影を通じて“これがお母さんの気持ちなんだなあ”と実感したと話し、23年の『教場0』では出産経験者に話を聞いて役作りをしていた。新垣さんは作品ごとに母親という役柄と真摯に向き合ってきたことがうかがえますね」(芸能プロ関係者)

 12年前、母親役を通じて「これがお母さんの気持ちなんだなあ」と語っていた新垣。新たな家族を迎えた今、俳優として今後どんな表情を見せてくれるのかにも注目だ。