テレビ朝日系列のQAB(琉球朝日放送)女性記者が、番組内で飲酒運転を体験・リポートし、X上で大きな反響を呼んでいる。

 放送があったのは10月15日、同局夕方のニュース情報番組『CATCHY キャッチー』でのことだった。番組はQABが放送対象とする沖縄県において、人身事故に占める飲酒運転の割合が5年連続全国ワーストだとのデータを紹介。これに関連し、同局の中村月夢記者が9月18日に豊見城市で開かれた「飲酒運転体験教室」に参加し、その模様をリポートした映像を流していった。

 同教室は飲酒運転の危険性を体験するもので、参加者は酒を飲んだ後に教習所へ移動し、実際にコース内で車を運転する。中村記者は1時間ほどでビール4缶とワイン4杯を飲み、呼気検査の数値は酒気帯び運転の基準値の約3.3倍、7月の道路交通法改正で設けられた“酒酔い運転”の基準値である0.5mgに達した。

 運転前には、「現在、私はほろ酔い気分ですが、運転には自信があります」とリポートしていた中村記者。しかし、いざ教官が同乗する車でコースに出ると、路上に寝た人形を避ける場面でブレーキが遅れ、人形を轢いてしまう。運転後には、「右左も分からないようになっていました。酒酔い運転はすごく怖いなと思いました」などと振り返った。

 映像では実際に人形を轢いた瞬間の車内も映されたのだが、中村記者は何かを叫ぶような様子でハンドルを左右に切り、慌てたような表情も。一連のニュース映像は、放送同日にQAB報道制作局が運営する公式YouTube『OKINAWA NEWS by QAB』にもアップされ、公開5日で100万回再生を突破したのだった。