■「触れずに時間が経ってしれっと復帰するのが一番嫌」と語った田中聖

 また、聞き手の紀子氏が、高知や某スポーツ選手、今回の撮影スタッフなどは鬱になった経験があると指摘したうえで「鬱になる代わりにもう1度依存が再発した」と分析すると、田中は「そうだと思います。ちょっとどこか自傷行為的なところもあったと思う」として、今にして思えば自暴自棄だったのだろう、と振り返った。

 さらに、紀子氏の「ご家庭の愛情だけでは依存症を克服するのは難しいですよね」という問いかけに、田中は「難しいことだと思う」と回答。家族のサポートや、家族が見捨てないでくれたことは本当にありがたかったものの、家族は「依存症」の当事者ではないため、「“どう相談すればいいだろう”という部分も出てくる」とした。

 また、田中は「触れずに時間が経ってしれっと復帰するのが一番嫌」だとしたうえで、「ちゃんと受け止めて背負わないといけないと思っている」「受け止めてしっかり表に出すことで救える人もいるだろうし。俺が今後やっていく一番の意味だと思う」「刑務所の中のことも聞かれれば話す」というスタンスを明らかにした。

 そんな多くのことを語った今回の動画には、

《誰でもやり直しが出来る社会が広がっていけば全ての人間が見えないものに怯え首を絞め合わなくても良い世界が広がると思います それを当事者であるこの皆さんが頑張ってくださっているのを感じて勇気づけられました ありがとうございます》
《失敗してしても立ち上がって歩き出している聖さんを応援しています。このチャンネルは依存症に対して真面目に向かい合っていて、聖さんが「何故」薬物をすることになってしまったのかということも掘り下げていて見ごたえがありました。またこのチャンネルで「真面目に語る聖さん」が見れたら嬉しいです》
《自分をオープンにして語っていらっしゃる様子が伝わります。このような方だということを全く知りませんでした。とても好印象です。影ながら応援します。夫は別の依存症です。聖さんみたいにオープンになってくれるといいんだけどな…》
《聖!!次は無いと信じてるからね 私も薬物達に手を出してたけど辞めれてるから!!》

 など、多くの反響が寄せられている。

「田中さんは9月23日配信の『SmartFLASH』のインタビューにも応じていて、刑務所内での生活などを赤裸々に語っています。これからも過去をなかったことにはせず、薬物に苦しんだ当事者だからこそできる話を、影響力のある立場にいる人間として発信していくのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 今回の動画で、田中は音楽活動や俳優業に意欲的な姿勢を示してもいた。今後の動向が注目される。