■怪しい描写はあるものの…「『何も裏の無い人』であってほしい」と願う声多数
そんな薫(二階堂)を巡っては、これまで意味深な描写の数々から、“裏の顔があるのでは”という考察が第1シーズンの頃から長らく言われ続けてきたことで知られる。善悪を見抜けるジャミーンが懐いていることから悪人ではないのだろうが、テント関係者説、そしてCIA説など、多くの説が考察されてきた。
本編外のところでは、第21話(10月18日)放送直前に“4歳の薫”が登場するという話が子役の情報つきでSNSに出回り、それがネットニュースになるという出来事も。しかし、実際の第21話に“4歳の薫”は登場しなかった。情報自体が誤りだった可能性もある一方、この先のエピソードで登場する可能性も残されている。なお、本サイトは、子役の所属事務所に彼女の『VIVANT』出演について問い合わせたが、期日までの回答はなかった。
また、第2シーズン開始前、昨年10月に公開されたPVでは、薫が真っ赤なスカーフを纏い、外国と思しき場所に立っている場面があり、これはまだ本編に登場していない。
そういった本編外での展開も含めて、やはり薫の素性を疑う声は多いが――今回のチンギスへの怯え方などから見ても、あらためて薫は“何も知らない一般人”という感じだった。
『VIVANT』の登場人物は敵味方問わず“裏切り”や“裏の顔”が明らかになる展開が繰り返されてきた。そんななか、薫は疑わしい要素こそあれど、孤独だった乃木にとって唯一の心の安らぎとなった女性。そこに打算などあって欲しくないと願う視聴者は多く、
《乃木には薫さんからの本物の愛で満たされて欲しいんですよ私は》
《次回予告で薫さんが「あなた何者なの!?」って言ってたの切ないな……壮絶な人生を歩んできた乃木さんが愛を知った薫先生は最後まで癒しの存在であってほしいよ……》
《薫さん、ここまで来たらもう本当に純粋に『何も裏の無い人』であってほしい。その上で全てを知ったとて『乃木さんを愛する人』であってほしいです。よろしくお願いします》
《VIVANTの薫さんの正体がなんにせよ彼女はじゃみんと乃木さんを絶対に愛しているのでちゃんと3人で幸せになってくれよ》
といった、薫が「白」であることを願う声が多く寄せられている。
公式でも「愛と裏切り」が作品を彩る要素として打ち出されている『VIVANT』。乃木と薫の行く末は、果たして――。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。