天海祐希(55)主演の月10ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)は、天海と松下洸平(36)による“年の差男女バディ”の熱演が好評だ。

 しかし、5月8日に放送された第4話は、平均世帯視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、同枠としては悪くない数字だが、見逃し配信「TVer」のドラマランキングでは、今期放送のドラマの中で地味な位置に甘んじている。

 同ドラマは、柚月裕子氏の同名小説シリーズ(講談社)が原作。頭脳明晰で変装の達人である元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく痛快ミステリー。

 第4話は、涼子と貴山が出会い、バディを組むことになったエピソードが描かれた。内容は以下。8か月前、探偵事務所を立ち上げた涼子の元へ、 依頼者・西田真紀(市川由衣/37)がやってくる。結婚を機に、額の大きなあざを消そうと、美容家・愛原樹里亜(水野美紀/48)のクリニックで施術を受けたという。

 だが、一度消えたアザが半年後、前よりも悪化。海外で元に戻す整形手術を受けるため、愛原から多額の費用を奪いたいと涙をこぼした。依頼を引き受けた涼子は、クリニックに乗り込んだが返り討ちに。その矢先、愛猫を探していた貴山と出会う。涼子は、さえない見た目の貴山をイケメンへと変身させ、コンビを組むことに……という展開。

 水野との“クセ強”な演技バトルを繰り広げた天海と、頭脳明晰で怪しい人脈が広く、金庫破りまでできてしまう謎多きイケメンを演じる松下と、2人を評価する声は多い。