イギリスの人気オーディション番組『Britain‘s Got Talent(ブリテンズ・ゴット・タレント、以下=BGT)』(ITV)で大爆笑を巻き起こしたピン芸人・とにかく明るい安村(41)が、日本でも快進撃を続けている。
安村は『BGT』でも、「安心してください、穿いてますよ」のフレーズでお馴染みの“肉体ネタ”を披露。「Don’t worry,I‘m wearing.」と英語で表現し、会場の爆笑をさらうとともにスタンディングオベーションまで巻き起こした。
安村は5月13日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に出演。イギリスでは「Tonikaku」と呼ばれ、当地の子どもも安村のネタを真似するほどで、安村自身も「人生で一番ウケた」と『BGT』を振り返った。
さらに番組MCのマツコ・デラックス(50)は「安村ちゃんってさ、世界で一番ウケない国、日本なんじゃない?」と、安村のネタが日本以上に世界で通用するのではないかと分析していた。
■とにかく明るい安村が「英人気番組」に出演した理由
『BGT』は一次審査の合格者から選ばれた約40組が準決勝に進出。5グループに分かれて生放送でネタを披露し、各グループのトップが決勝に進んで優勝を目指すという仕組み。
「準決勝のため、再び渡英することになりそうですが、安村さんが『BGT』に出演した理由は“所属事務所の意向”だというから驚きですよね」(お笑いプロ関係者)
安村は5月2日放送の『ラヴィット!』(TBS系)に凱旋出演。MCの麒麟・川島明(44)の「なぜ、『ゴット・タレント』に出演されたんでしょうか?」という質問に「吉本の意向です」と告白し、共演者らを驚かせる場面があった。
「マネジメントサイドが“海外でもあの芸はハマる”と判断し、結果、大ウケ。素晴らしい判断があったわけです。ただ、その裏には第2のなかやまきんに君(44)を生み出したい、という吉本サイドの戦略があるともささやかれていますね……」(前同)