女優の剛力彩芽(30)が出演するNetflixドラマ『極悪女王』の撮影が再開されたという。踏んだり蹴ったりなことが続き、現在仕事がほとんどない彼女にとっては久しぶりの明るい話題であり、極めて重要な仕事だろう。

 しかし、油断はできないようだ。というのも、自身が代表取締役に就任し設立した事務所にただ一人所属していた女優・吉本実憂(26)は密かに去り、1本だけ辛うじて続いている“生命線”と言えるレギュラー番組『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系、木曜・20時~)のプロデューサーが入院、という状況だというのだ。

 まず、『極悪嬢王』は昨年10月、過酷なプロレスシーンの撮影による影響で、主役である女子プロレスラー・ダンプ松本役のゆりやんレトリィバァ(32)が緊急入院し、撮影が一時中断。その後ゆりやんは退院を報告しているが、撮影再開の知らせはなく、業界関係者からも「もうお蔵入りでは」という声もあったほどだ。

 制作会社関係者が言う。

「剛力さんは、ダンプ松本率いる『極悪同盟』のライバル、『クラッシュ・ギャルズ』の長与千種とペアを組むライオネス飛鳥役です。長与役は唐田えりかさん(25)で、どちらも恋愛面で週刊誌を賑わせた“お騒がせ女優”コンビとしても話題になりました。

 監督は『孤狼の血』シリーズなどの白石和彌監督(48)で、“迫真”のこだわりに定評がある。入院騒動の元になったシーンでは、ゆりやんさんは撮り直しで100回以上投げられたという話も聞こえてきています。ゆりやんさんは2週間の入院後、無事退院したことを報告していますが、忙しい白石監督のスケジュールが合わず、撮影がそのまま一時停止状態になっていたのです」