■「番組としては英断」とフォローする声も

 ツイッターには、

《櫻井氏には道義的な責任の一端は無い事も無いが被害者側に変わりはないと思う》
《あの場で話すには当事者すぎるし事務所の発表の中身があれじゃあ言えることなんかない。結局事務所がちゃんとしないからこうやってタレントに背負わす事になる》
《私個人的には真っ直ぐな目で冷静なコメントする彼をちょっと期待していたけれど、それはやはり酷だろうな。番組としては英断》

 といった意見も寄せられている。

「櫻井さんはコメントしたかったものの、所属事務所の意向で画面から姿を消した可能性もありますよね。ただ、彼は日テレの選挙特番『zero選挙』や五輪キャスターなど、キャスターとして重要な役割も担っています。この問題に触れないというのは、“キャスターとしてどうなの?”とも思われてしまいかねない。

 日テレ上層部には、有働さんに代わって櫻井さんに週5で『news zero』のMCをやってもらいたい、という意向もあるといいますが――今回は仕方がないのかもしれませんが――これでは視聴者の支持は得られない。

 櫻井さんはキャスターのみならず、バラエティ、俳優業、CMもやっていることもあり、“タレントイメージを守る”というところもあるでしょう。ただ、そのためにキャスターとして求められることができないとなると厳しいですよね。

 今回の件は、“当事者”であることがコメントを回避した最大の理由でしょうが、一部の視聴者は、今後も都合の悪い話題からは“逃げる”のでは、と感じてしまっています。未来、『news zero』のMCを有働さんから交代するという話も、再検討が議論されるのかもしれませんね……」(前出の制作会社関係者)

 ジャニー氏の性加害問題は、櫻井をはじめとする所属タレントの仕事にも大いに影響をもたらしそうだ――。