■局アナやキャスター「過激ショット」乱発の”事情”

 どうして局アナやキャスターたちが、こんな過激ショットを披露するようになったのだろうか。テレビ局関係者が説明する。

「今や局アナもキャスターも、“人気商売”。そしてSNSやYouTubeも、重要な自己表現の場です。大前提として、ファンに喜んでほしいという思いで公開しているのでしょう。とりわけ、日頃は上品できれいめなコーディネートで、落ち着いたイメージのアナウンサーやキャスターが、それとかけ離れた姿を見せれば、“ギャップ萌え”にもつながりますからね。

 そして大きいのが、フリーアナウンサーはインスタグラムの登録者数に応じて事務所からインセンティブが支払われることです。そうなると体のラインが浮き出るようなニット姿や、谷尻さんのように体が揺れる激しいダンス動画を投稿しがちです。

 また今の時代、“露出が多い=セクシー”という考え方は過去のもので、女性が“自分らしい姿”として美しさをアピールしやすい。実際、たとえばミニスカートやノースリーブなど、肌を見せたスタイルに、同性からの称賛は多く集まります。男性からの視線を過剰に気にせず、いろいろな写真を公開する時代になってきているのだと思います」

 フリーアナウンサーも含めれば女子アナ業界はまさに戦国時代。人気商売だけあって今後は画面越しのみならず、SNS上でも視聴者を楽しませてくれるはずだ。