故・ジャニー喜多川氏(享年87)による、所属タレントへの加害問題で大いに揺れるジャニーズ事務所。5月14日に藤島ジュリー景子社長(56)は、公式ホームページで謝罪動画を公開するとともに、各方面から寄せられたという質問に文書で答えたが、再発防止のための第三者委員会は設置しないとする方針を示すなど、その“甘い対応”に批判が寄せられている。

 それ以降も、地上波テレビの情報番組でMCを務める“ジャニーズキャスター”たちが沈黙を貫くなか、21日朝、ついに“ジャニーズの長男坊”東山紀之(56)が口を開いた。

「東山さんはMCを務めるレギュラー番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、ジャニー氏の問題に言及。タレント最年長である自分がまずは話すべきということで後輩たちには待ってもらっていたとし、被害者に寄り添うコメントをし、さらには、ジャニーズという名前を存続させるべきなのか、とまで語りました。

 ジャニーズキャスターで初めて、この問題をスルーしなかった東山さんに評価の声が上がる一方で、“後輩たちに待ってもらっていた”という部分に、ジャニーズサイドの報道への関与と各局の忖度があらためて浮き彫りになった、という指摘の声も上がっていますね。

 問題は収束の気配すらないなかで、ジュリー社長の退任を求める声も出てきています。そしてその後任者候補としては、現在ジャニーズアイランドの社長であり、ジュリー社長の懐刀とも言われる、井ノ原快彦(47)の名前も上がっていますね」(芸能記者)