いよいよ、この日を迎えた。

 5月22日でKing&Prince平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(26)の3人が脱退し、ジャニーズ事務所からも退所(岸のみ秋退所)。高橋海人(24)と永瀬廉(24)のデュオユニットへと生まれ変わる。

「脱退前最後のテレビ出演は、冠番組が5月20日の20時~22時の『King&Princeる。』(日本テレビ系)。生放送の歌番組が同日22時55分~23時20分にかけてのNHKの『Venue101』でした。前者では湿っぽくならないようにメンバーが和気あいあいとしていたのに対し、後者は平野さんを筆頭に5人が涙。多くの視聴者が“もらい泣きした”と話題になりましたね」(女性誌ライター)

『Venue101』でキンプリは最後に「Beautiful Flower」を披露したのだが、 最初の部分で平野は涙がこらえきれずに歌えなくなってしまう場面があった。神宮寺や永瀬が肩を叩いて励まし、それを受けて平野が頑張ってパフォーマンスを再開。

 曲の終盤ではメンバー全員が涙を浮かべており、岸は「……すみません」と小声でつぶやき、顔を見せまいと後ろを向く姿もあった。平野は「こんなに泣くはずじゃなかった。最後の“ありがとう”というフレーズもメンバー、ファンの皆さんにも言えたのですっきりしました」、岸は「一生忘れられない思い出になった」と。歌唱後にそれぞれコメントしていた。

「ファンの間でこの平野さんたちの姿が大いに反響があったのは言うまでもありません。

 そしてそれは、キンプリと縁のあった他のジャニーズたちも同じ。多くのジャニーズタレントたちが、各々の公式ブログ『ジャニーズweb』やツイッターなどを更新し、写真やメッセージを投稿していました。“辞める”とか“脱退”とか、そういったニュアンスのワードは避けていましたが、それぞれ深い愛を感じる内容でしたね」(前同)