奈緒(28)主演の『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)は、2組のレス夫婦をリアルに描き、今期ドラマで1番の話題作となっている。

 しかし、平均世帯視聴率は5月18日放送の第6話が、前回から0.3ポイント減の4.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と下降気味。無双状態だった見逃し配信「TVer」の“いいね”の数も、勢いに欠ける状態が続いている。

 第6話の内容は以下。新名(岩田剛典/34)の妻・楓(田中みな実/36)は、慣れない家事に苦戦しながらも、夫婦関係を修復するために必死だった。そんな楓の姿を目の当たりにしながらも、新名はみち(奈緒)に別れを告げられたのに心の中には今も彼女がいることを感じ、自己嫌悪に陥る。

 一方、みちは、リゾートホテルに行こうと夫・陽一(永山瑛太/40)を誘う。陽一はカフェを休めるよう、オーナーに相談すると約束するが、頭をよぎったのは「妻だけED」の不安だった。そんな中、新名は「強引ですいません。明日10時にいつもの場所で待ってます。これで最後にします」と、みちにメッセージを送る。

 翌朝、楓は、出かけるという新名の背中に抱きつき、「私、いつでも大丈夫だから。だから嫌いにならないで」と懇願する。そのころ、旅行の準備をしているみちに、陽一は「俺、一度だけ、みちを裏切った」と告白。ショックを受けたみちは家を飛び出し、新名との待ち合わせ場所へ走るが……という展開。

 結局、新名は待ち合わせ場所に行かず、楓に花を買って帰ったのだが、視聴者のツイッター上の反応は「あのタイミングで陽一が打ち明けたことも、誠が花を買ってきたことも、なんかもう全部モヤモヤする!」「どうしてこんなにすれ違っちゃってるの?」など、2組の夫婦へのツッコミが相次いでいた。