5月23日放送の報道番組『news zero』(日本テレビ系)には、月曜キャスターである櫻井翔(41)が出演。いつものようにニュースを伝えていたが、視聴者の間で櫻井と番組に対して厳しい批判の声が上がっている――。

「発端となったのは、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)が行なってきたとされる性加害疑惑の報道。5月14日に事務所の現社長である藤島ジュリー景子社長がこの件について動画と文書で謝罪および釈明を行なったんですが、翌15日放送の『news zero』でこの件を取り上げた際、櫻井さんが姿を消したんですよね」(ワイドショー関係者)

 15日放送回ではジュリー氏の一件については報じたものの、VTR終了後に登場したのはメインキャスターの有働由美子(54)のみ。「この件は、番組で話し合って私が話します」と告げ、この話題の間は櫻井が画面に登場することはなかった。

 その後、現役ジャニーズでジャニー氏の性加害疑惑に最初に言及したのは、ジャニーズ事務所のタレントで最年長の東山紀之(56)だった。

 5月21日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で「この件に関しましては、最年長である私が口を開くべきだと思い後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します」と切り出し、謝罪したのだ。

 なお、この東山の“配慮発言”に対し、“事務所が報道に介入するのはおかしいのでは?”という声も多いが、日本テレビの石澤顕社長は22日に行なわれた定例会見で、

「まったくそのようなことは報告も上がっておりません」「現場から『zero』の対応についてはどう伝えればいいか、よくよく議論した結果有働さんが自分のコメントとして伝える形になった」

 と、コメントしている。