ジャニー喜多川氏(享年87)による所属タレントへの過去の加害問題が大きく取り沙汰されるなか、ジャニーズタレントが出演するCMスポンサーの判断に注目が集まっている。実際は多くの所属タレントが継続出演中だが、実は最近になって“動き”があったというのだ。

 それは、東京インテリア家具とスワロフスキー・ジャパン(スワロフスキー)の2社。

 前者はKis-My-Ft2(キスマイ)の楽曲、後者はなにわ男子長尾謙杜(20)を広告に起用していた。東京インテリアは5月7日でキスマイの楽曲をCMで使用するのは停止。スワロフスキーも、なにわ男子の長尾を起用したプロモーション活動が5月27日で終わっている。このタイミングでの“CM起用終了”ゆえに、加害問題の影響かという推測も飛んでいるというが、果たしてその真相とは──。

 5月14日、ジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏はジャニー氏の加害問題に言及する動画と文書を公開したが、多くのスポンサー企業は、世間の反応を見ながら、その動向を注視している状況だ。

 謝罪の翌日に共同通信が報じた記事によると、アサヒグループホールディングスや日清オイリオグループは「(加害が)事実であれば遺憾」とするに留め、日産自動車も「慎重に状況を見守る方針」との見解を示した。そうしたなか“動き”があったのが東京インテリア家具とスワロフスキー・ジャパンというわけだ。

 エンタメ誌ライターが指摘する。

「東京インテリア家具がキスマイのCMソング、スワロフスキーがなにわ男子・長尾さんとのコラボレーションを5月でやめたのではないかと、SNSでも騒がれています。たしかに、いずれも事務所所属タレントの出演情報を掲載する『ジャニーズネット』からも、消えています」