■6年前にもあった「オリラジ中田vsダウンタウン松本」
2017年2月、脳科学者の茂木健一郎氏(60)が「日本のお笑い芸人は、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。地上波テレビはオワコン」とツイッターに投稿し、炎上。これに松本が言及したことがあった。
この一件に中田は、ブログで「茂木さん負けるな!と思っていたところ、大御所の番組に出演して大御所に面白くないと言われ公開処刑をされてしまいました。大御所にセンスがないとか価値を決められてしょげ返っている様子こそが茂木さんの意見通りだったのに。茂木さんの指摘、当たってたのに」とフォローしていた。
前出のお笑いプロ関係者は話す。
「実はその後、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の収録現場でも、中田さんが茂木さんを擁護し、松本さんを批判したんです。番組スタッフは言葉も出ないほどドン引きし、発言は完全にカットに。
当時、その話を聞いた元雨上がり決死隊の宮迫博之さん(53)が仲裁に入ろうとしたのですが、中田はそれを拒否したそうですよ」
■松本の呼びかけに応じることなく……
2017年5月、ラジオ番組『らじらー! サンデー』(NHKラジオ第1)に出演した中田は「吉本が全社をあげて大騒ぎし、幹部と社長に、いま僕は“謝れ”と言われている」とも発言したのだが、
「中田さんがラジオで吉本興業の名前まで出したのは生放送だったからです。『しくじり先生』のように、編集でカットされない場を選んだと言われています。
この事態を受け、松本さんは心配して、関係者から中田さんの携帯番号を聞き、直接電話をしたそうです。しかし、何度かけても中田さんは電話には出なかったそうなんです。
6年前から、中田さんは松本さんに対して喧嘩腰だったわけです。もちろんそこには、中田さん流のお笑い界、テレビ界に対する考え、提言があるわけですが……。
ただ、6年前も松本さんへの苦言はメディアを通したもので、今回もですよね。それで、6年前にも“直接対話”を拒否しているわけで……。ですので、今回も結局、松本さんの呼びかけには応じず、そのままうやむやにするのでは、と見られていますね」(前同)
中田と松本の直接対決は実現するのか!?