■後輩のV6岡田准一も心境に大きな変化が――

 そして香取は、中居との関係について、こう語っているのだ。

《出会った当時の子供のころは、お兄さんと弟みたいな感じがあったと思うけど、その後はビジネスパートナーの部分も大きかったように思います。みんなそれぞれ道が分かれていって、今は一緒に仕事はしていない》

 しかし、そのうえで、

《でも、兄弟、家族みたいな名残はあるような気がしますね》

 と、コメントしている。

『まつもtoなかい』で中居と対面した際も、香取はSMAP解散後の中居との関係について、

「違う方向に進むことになったので、っていう気持ちがあるのにちょくちょく連絡が来るんですよ。ちょっとウザい」

 と、感じていたと吐露。

 しかし、中居が体調を崩してからは、

「これはウザいっていうのとはワケが違う。ずっと一緒にやってきましたし」

 と、心境に変化が訪れたとのこと。

「中居くんがあまのじゃくというか。『大丈夫?』って言っても『大丈夫大丈夫』って終わるのも分かっているんで。ちょっとでも会話できたらと思って」

 そう話し、2か月間、毎日午後7時台にメールを送り続けてきたことを明かしていた。

 芸能プロ関係者は話す。

「同じ“解散したジャニーズグループの末っ子”に、元V6岡田准一さん(42)がいますよね。岡田さんも、デビュー10周年の時期はV6を“変な言い方をすれば他人”と『学校へ行こう!』(TBS系)の中で語っていました。

 しかし、解散間際の2021年10月31日のコンサートでは、6人揃いの写真を“家族写真”と話していて、心境の変化がファンの間で話題になっていましたね。

 まだ“遊び”の延長だった少年期にグループを結成し、デビュー後にアイドルを“ビジネス”としてやり切る。そして、年を重ねて、解散などの節目を迎えたとき、あらためて自分たちの関係性がビジネスパートナー以上の関係性だと実感する――香取さんも、そんな心境だったのかもしれませんね」

 純粋な家族とも、ドライなビジネスパートナーとも違う、独特の関係性。香取は、中居の休養時にそれを再認識したのかもしれない。SMAPはやはり“兄弟、家族のようなもの”だと――。