■“5周年記念配信”では不自然なスルーも
前出のワイドショー関係者が話す。
「確かに、マリウスさんや北山さんに比べると、平野さんたちのキンプリからの離脱は強引だったのだろうな、というところはありましたよね。
事務所は否定していましたが、『週刊文春』(文藝春秋)では、平野さんを中心に辞めた3人が、藤島ジュリー景子社長と激しく衝突していた、とも報じられていましたよね。
そして、それが“脱退”という表現につながったのかも、と考えられています。マリウスさんに比べると平野さん、岸さん、神宮寺さんの名前を明け透けに出すのを、新キンプリというか事務所は、どこか避けているところも感じますよね……」
完全にタブー視されているわけではなく、たとえば5月24日放送のラジオ番組『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)では永瀬が、「11月4日に発表して、紫耀とジンと岸さんが違う道を進んで、俺と海人がKing&Princeを続けるっていう……」と、3人の名前を出している。
一方で、キンプリのデビュー5周年を祝して行なわれた公式インスタグラムやYouTubeチャンネルでの生配信では、3人について言及することはありつつも、
「それぞれの人生。3人の方も同じ仲間として応援している。みんなが楽しくやれるのがいい。それが一番よね」(永瀬)、「小さいときからずっとみんな一緒にいたけどさ、もう大人になって、男の決断だからね」(高橋)と、直接名前は出さなかったのだ。
「永瀬さんと高橋さんは、退所した3人と最後まで良好な関係を築けており、確執などはないと言われています。
ただ、5人時代の面影をいつまでも残しておくのは、新体制で売り出したい事務所的にはちょっと……というところはあるのでしょう。ジュリー社長との深刻な確執が報じられるなど、平野さんたちの退所が少々強引だったことにくわえ、こうした大人の事情があるだけに、永瀬さんたちは堂々と元メンバーの名前を出しにくいのかもしれませんね……」(前同)
メンバー間の仲は最後まで良好だったキンプリ。マリウスとセクゾのように、公の場で永瀬や高橋から、“卒業”したメンバーとは「連絡は取り合ってる」という話が聞けるといいのだが――。