■『鬼滅の刃』ファンは“作品がけがれる”ことに大激怒

 1度目のスキャンダル、Aさんとの不倫発覚時に櫻井の所属事務所は謝罪文を掲載したが、

記事に掲載されている女性に対して大変なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます》

 という一文に今回、告発したB子さんは「報道された女性だけ? 私は?」とショックを受けて「謝罪してほしい」と櫻井に連絡。謝罪の言葉がつづられたメールが届いたが、B子さんの怒りは収まらず《“お詫び”の具体的な方法を示してほしい》とメールしたところ弁護士を介してのやり取りとなった。

「示談金100万円を提示されましたが、15年を費やしてきたB子さんにとって納得できるはずがなく、1000万円を要求したといいます。これについて櫻井さんの事務所は“刑事事件化の可能性のある案件”と『文春』の取材に答え、法廷闘争を辞さないことが明らかになっていますが、これも“リーガルハラスメントといわれてしまいかねない主張”だと『文春』で弁護士は解説しており、法廷闘争は必至と見られますね」(前出の女性誌編集者)

 今後、両者のトラブルは法廷で争われることになりそうな情勢だが、2度の不倫報道で気になってくるのは『鬼滅』の今後についてだろう。

「4月スタートの『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』は、ちょうど櫻井さん演じる冨岡がほぼ登場しないエピソードと見られます。そのため、冨岡義勇の活躍には“時間”があるわけです。

 そして、櫻井さんの“不倫”は1度だけならまだしも2度目の報道だし、B子さんの言い分通りだとすればAさんに続き、なかなか酷い話ですよね。当然、『鬼滅』は子どもたちに大人気のアニメで、また親御さんも多く見ている。“子どもの教育上良くない”と考える視聴者は多く出そうで、やはり降板は避けられないのではないでしょうか。冨岡義勇の活躍がないうちに、しれっと降板していた、ということになりそうな感じですよね。

“冨岡さん”は高潔なキャラですが、櫻井さんが演じるキャラは敵キャラも多い。たとえば『呪術廻戦』(集英社/TBS系)の悪役・夏油みたいな心底ゲスいキャラなら、ワンチャン今後も残る可能性も……いや、やはり厳しいですかね」(前同)

 今回の騒動に対し、アニメファンからは、

《冨岡義勇という仲間思いで誠実な素晴らしいキャラクターに、ファンに不誠実かつ面の皮だけ分厚い櫻井孝宏が果たして本当に合っているのかどうか》
《櫻井孝宏の件見てると、鈴木達央(※櫻井と同じく不倫報道があった)を速攻降板させて東京リベンジャーズは大正解だったと思うんだよ。また何か出てくるんじゃないか、って心配もうしなくていいもん。だから呪術廻戦の夏油も鬼滅の刃の義勇も降板してほしい。》
《櫻井孝宏さん鬼滅降板してほしい…。別に降板するのが当然!そうさせるべき!とは思わんけど、私個人の感情として、自分の好きな作品に出演されるのめちゃくちゃ嫌だ…》

 と、SNSには数多くの怒りのコメントが寄せられている。

「声優が櫻井の時点でそのキャラは信用しちゃいけない」――そんな声が出るくらい“悪役がハマる声優”だったが、残念ながらファンからの信用も失ってしまったようだ。