ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題は、同社を揺るがすほどの社会問題に発展している――。
5月14日に藤島ジュリー景子社長(56)が動画と文書で見解を発表すると、これまで同問題を取り扱ってこなかった民放各局も報道番組や情報番組で報じるように。ジャニーズの“長男坊”である東山紀之(56)が、自身がMCを務める「サンデーLIVE!!」で言及すると、KAT-TUNの中丸雄一(39)、嵐の櫻井翔(41)も出演番組で見解を示し、あらためて物議を醸しつつある。
そんな中、ジャニーズ事務所の元マネージャーも所属タレントに“手を出していた”と、6月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じ、さらなる衝撃が走った。
同誌が元ジャニーズJr.や事務所関係者を取材するたびに名前が挙がったのが、かつてマネージャーとして働いていたX氏だった。
X氏は1990年代前半の20歳のときにジャニーズ事務所に入社。もともとはジャニーズの人気グループのメンバーAの追っかけで、堀越高校に通っていたAの“警備”を自主的に行なっていたという。すると、事務所から「スタッフからにならないか」とスカウトされたと記事では伝えている。
X氏は、Aが所属するグループや別グループのマネージャーを経て、ジャニー氏のもと、2000年頃までJr.担当のマネージャーを1人で担当したという。