■「1番なんていらない」発言でファンが大荒れに

 エンタメ誌編集者が言う。

「そもそも横尾さんは、以前から歌唱力や、ダンスパフォーマンスに疑問符がつけられており、そのためか“やる気がない”と言われることも多かったんです。演技にしても、二宮和也さん(39)が主演を務めたドラマ『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系、2010年)でドラマデビューしたのですが、《大根すぎて色々入ってこない》といった酷評される演技で、ファンからも酷評されていましたね。

 過去には雑誌のインタビューで、”1番なんていらない。だって、ずっと1番でいることは大変だし、しんどいし、その1番はいつかなくなってしまうものだと思うから”という発言もありました。もちろん、肩の力を抜いて自分たちらしく……といった見方は、できなくもありませんし、不器用な横尾さんが愛しい、という声もあります。ただ、熱心に応援してきたファンにとって、1番が”いらない”というのは、やはりしんどいですよね。

《私たちファンはキスマイに1番をとって欲しくて、笑顔を見たくて、今まで色々頑張ってきたのにバカみたい……》《こんなメンバー、ファンのことを考えてない失言、言動ばかりで悲しくなる》などと、その発言の直後、ファンは荒れに荒れました」

 さらに、北山と同じく、横尾もジャニーズ事務所と話し合っていたという話もある。

「熱愛報道などの影響で一時期、横尾さんも事務所との関係も不安定だったとも聞こえてきています。仮に横尾さんも脱退を考えていたのであれば、“なんで北山が脱退して、横尾は残ったのか……”と思ってしまうファンもいる。そういう空気感が充満しているからこそ、SNSでの風当たりも強くなるんでしょうね……」(前同)

 いずれにしろ、9月以降は6人体制で活動していくことになるキスマイ。これまでグループ内では、窓際族とも言える立場にもあった横尾への責任も大きくなるはずだ。

「メンバーたちは、いかにしてグループを守っていくかを考えなくてはならないわけです。それこそやる気がないメンバーが1人でもいたら、さらにファンから見放されてしまうかもしれない。

 横尾さんは最近は、料理や俳句などさまざま得意分野を見つけて独自路線を見出そうとしていますよね。加えて、本業、アイドルグループの一員としてパフォーマンスでもファンを納得させていってほしいですよね」

 9月から6人のメンバーで再スタートを切るキスマイ。図らずも脱退騒動をきっかけに一般での知名度を上げた横尾は、今後、グループを盛り立てていけるか!?