■「DMナンパ師」騒動も勃発

 前出の女性誌ライターが続ける。

「名前は出さなかったものの、このジャニーズタレントというのが、デビュー秒読みとも言われる関西Jr.内ユニット・Aぇ!group末澤誠也さん(28)なのではないかという指摘が相次いで上がってしまいました」

 女性は男について「関西在住でこれから活躍するグループ」のメンバーだと話し、関ジャニ∞ではないと断言。生配信中に女性は「コメント欄に正解がある」とも発言。コメント欄には「末澤誠也」の名前が数多く書き込まれていたことから、やはり末澤ではないかと疑惑が深まっている。

「こちらもあくまで疑惑でしかありません。ただ、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害疑惑がジャニーズ事務所を揺るがすほどの大きな問題となっており、ジュリー社長をはじめとする上層部は緊急の対応に追われている。そのジュリー氏が推しているのが関西ジャニーズであり、関西Jr.ですからね……。

 そして、いまだに記者会見などに応じないジュリー氏には厳しい声が飛び交っています。そんな中で連日にわたって関西Jr.に疑惑が浮上。ジュリー氏にとってはキツい展開ですよね……」(前同)

■「再発防止特別チーム」にも否定的な声

 6月12日、ジャニー氏の問題を受けて「外部専門家による再発防止特別チーム」が記者会見を行なった。

 被害申告をした元所属タレントからヒアリングを行ない、加害を事実認定していく方針を表明。「ジャニー氏の性暴力があったことを前提として、事務所がどのような対応をしてきたのか、事実が起きた背景などを検証して提言していく。我々のチームから見て正しいと思えば事実認定する」と説明した。

「ジャニーズ事務所は当初、第三者委員会を設置しないと説明していましたが、チームの座長を務める前検事総長の林真琴弁護士は会見で“独立した形で調査・提言を行うため第三者委員会だと受け取ってもらって差し支えない”と説明しました。

 ただ、“事務所から報酬を受け取っている以上、第三者委員会とは言い難い”という鋭い指摘も出て、さらには、ジャニーズと良い関係にあるスポーツ紙も、再発防止チームの会見には厳しい論調で記事を展開しています。

 そんな評判のよろしくない再発防止チームの会見でしたが、チームはジャニーズ事務所からは“独立”したもの、という説明だった。だから、会見は再発防止チームだけで行なわれたのですが、一方で、ジャニーズ事務所の代表であるジュリー社長はいまだに会見に応じていない。それに対しては猛烈な批判の声が上がっていますよね。“タレントを矢面に立たせておいて責任感がなさすぎる、酷い”という論調です。

 そんななかで、推している関西ジャニーズのタレントのスキャンダル疑惑も噴出して……ジュリー社長はかなり厳しい状況にありそうです」(前出のワイドショー関係者)

 ジャニーズ事務所は根深い問題にしっかりと対応し、ファンや関係先の信頼を取り戻すことができるのだろうか――。