■あの人気シリーズ映画化主演も“想定外”!?
2020年に独立した際には、海外進出も視野に入れていると噂された米倉。国境を超えて活動することもあるゴンサロ氏が、独立を後押ししたと報じられたこともあった。
その後、米倉は2022年11月にはブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』で4度目の主演を務めることが決定。いよいよ本格的な海外進出かと思いきや、悲劇が訪れる。米倉は「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」のため、主演を降板することになってしまったのだ。
前出のスポーツ紙記者が語る。
「タンゴだけが原因ではないにしても、体をくねらす激しいダンスが腰の負担になっていた可能性は高いでしょうね。また、米倉さんのトレードマークでもある“ハイヒール”の影響も指摘されています。『シカゴ』はリバイバル上演されて25年、また自身のブロードウェイデビュー10周年という記念すべき公演でもあったので、本人は無念さをにじませていましたね」
一方で今年4月には、米倉が主演する人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の映画化が決まったと報じられた。
「海外進出を考えていた米倉さんは、『ドクターX』での役柄のイメージが定着することを避けていたと言われています。『ドクターX』の撮影が定期的に入れば、そちらにスケジュールを取られてしまい、海外での仕事がしにくくなるという事情もあったと考えられます。
しかし、腰痛を発症して、海外での仕事が難しくなった。そういったなかで、『ドクターX』というドル箱コンテンツを再始動させたいテレビ朝日側の説得に応じて、シリーズ最終作となる映画版に主演することになった、と聞こえてきます。仕事の収入面は順調のように見えますが、“こんなはずじゃなかった……”と思い悩むことはあるかもしれませんね」(前同)
深刻な腰痛、ラテンな恋人、そしてその恋人に接近する恋多き美女──ここにきて、そんな3つの危機を迎えた米倉。独立3年目に訪れたピンチを乗り越え、「私、失敗しないので。」と高らかに宣言できるか!?